「現代用語の“黒”知識」2017裏流行語大賞(1)小池百合子の希望の党はもはや「気泡の党」 (1/3ページ)

アサ芸プラス

「現代用語の“黒”知識」2017裏流行語大賞(1)小池百合子の希望の党はもはや「気泡の党」

 今年の世相を表す流行語に選ばれたのはアウフヘーベン、インスタ映え‥‥とオジサンにはどうもピンとこない。編集部が忖度せずに選抜したのは、熟年芸能夫婦の罵詈雑言、イケメン俳優のあの事件、女性議員のホテル密会などなど。「本家」が黙殺した今年の裏トレンド「大賞」は誰の手に!?

 タレントの徳光正行氏が今年を振り返る。

「女性政治家の活躍が目立った年だったと言えます。女性の社会進出が確立されたという意味では喜ばしいことですが、出すぎると叩かれるのが世の常というわけで‥‥」

 中でも、最も動静が注目された一人が、小池百合子都知事(65)だろう。安倍内閣の解散の気配をいち早く察知すると、即座に希望の党を立ち上げた政治手腕に世間はドギモを抜かれた。しかし、半ば身売り状態の民進党議員からは「緑のタヌキ」と揶揄され、みずからの「排除」発言で失速。選挙で惨敗し、ついには党代表も辞任に追い込まれた。

 時事ネタを得意とするお笑い芸人・プチ鹿島氏が小池都知事をこう分析する。

「総理を目指す人物なら自然と小池派ができて不思議はないのに、彼女は大物政治家に取り入るのはうまいが、一緒に汗をかくような仲間がいない。そもそも自民党内で干されたので都知事になっただけ。政界渡り鳥と呼ばれた小池さんが初めて都知事の職に定住することになるだけに、今後の真価が問われます」

 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も追撃。

「緑のタヌキがいたなら、選挙どころか世界の仰天ニュースだよね。希望の党では何もしないで終わったから“気泡の党”に変えるべきでしょ」

 小池氏に劣らぬ上げ潮ムードだった山尾志桜里衆院議員(43)も試練に見舞われた。2回生議員ながら民進党幹事長へ抜擢が内定した夜に年下弁護士とのホテル密会を激写されたのだ。かつて地球5周分のガソリン代を経費として計上し「ガソリーヌ」と揶揄された山尾氏に、不倫の代償として「パコリーヌ」というあられもないアダ名がネット上で命名された。

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