やくみつる「白鵬に一番非がある気がする」発言の深意

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やくみつる「白鵬に一番非がある気がする」発言の深意

 元日本相撲協会外部委員で漫画家のやくみつる氏の、12月3日に放送された「報道2001」(フジテレビ系)での発言が波紋を呼んでいる。

 やく氏は、元横綱・日馬富士の暴行について「白鵬に一番非があるという気がしています。次に日馬富士」と言い切った。さらに、横綱・白鵬が九州場所優勝インタビューで観客を巻き込み万歳三唱をしたこと。九州場所11日目の嘉風戦に負けた後、立ち合い不成立を申し出て、それでも黒星となったことが不服だったのか、勝負後の礼もしなかったことなどに対して「横綱としての品格がない」と切り捨てた。

 この発言に対しネット上では「やくさんのおっしゃる通り。白鵬は横綱の資格はありません」「白鵬の物言いも前代未聞、そのあとの万歳三唱。更に、日馬富士を土俵に戻す発言や、貴乃花なら巡業に行かない発言など、横綱として相応しくないと感じる」「やくさんの意見に同意します。直接的には日馬富士と貴ノ岩ですが、この騒動の重要な鍵を白鵬が握っていたと思ってます」など、やく氏の発言に賛同する意見が多数寄せられた。

「各テレビ局は相撲協会への忖度なのか、日馬富士擁護の方向です。そうした姿勢に対し、相撲協会外部委員の経験者であるやくさんは一石を投じたかったのだと思います。世間が薄々感じていることを代弁してくれました。だから、これだけの賛同を得たのでしょう。ただ今回の件は、角界が抱える問題の氷山の一角に過ぎない。これを機に一掃できるといいのですが……」(スポーツ記者)

 角界の膿はどこまで根深いのだろうか。

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