このイベントが日本にもあればいいのに。見知らぬ誰かとプレゼントを贈りあう「シークレット・サンタ」(ニュージーランド) (1/5ページ)

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このイベントが日本にもあればいいのに。見知らぬ誰かとプレゼントを贈りあう「シークレット・サンタ」(ニュージーランド)
このイベントが日本にもあればいいのに。見知らぬ誰かとプレゼントを贈りあう「シークレット・サンタ」(ニュージーランド)

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 今年は12月3日からアドヴェントに入った。アドヴェントとは、待降節、降臨節などと訳され、西方のキリスト教会において、救い主の生誕を待つ期間である。

 つまり、クリスマスを待ち望み、準備を楽しむ時季なのだ。

 というわけでニュージーランドでは、クリスマスのとあるイベントに向けての準備に盛り上がっている。「シークレット・サンタ」だ。

 このイベントに参加すると、あなたは秘密のサンタとなり、見知らぬ誰かにプレゼントを贈ることができる。そしてまた、見知らぬ誰かからプレゼントをもらうこともできるのだ。

 クリスマス期間中は常に下を向き、コンビニでもなるべくクリスマス棚に近寄らず、誰からもプレゼントをもらえない地獄を続けてきた人にとってこのイベントはかなり胸が高鳴るものとなるかもしれない。って私のことかよ。

 

・見知らぬ誰かにプレゼントを贈りあう「シークレット・サンタ」
 「シークレット・サンタ」は、日本ではあまり聞かない。イベントそのものに馴染みがない人もいるだろう。これは、その名の通り、自分が誰かにとっての「秘密のサンタ」になるイベントなのだ。

 主催者は、集まった参加者の名前を、くじ引き等でランダムに別の参加者に振り分ける。参加者は、自分が受け取った名前の人に贈るクリスマス・プレゼントを準備するのだ。用意したプレゼントは主催者のもとに集められ、改めて配られる。

 単なるプレゼント交換と違うのは、参加者は、そのプレゼントを準備してくれたのが誰なのか、一切知らされない、という点である。

 イベント中はもちろんのこと、イベントが終わってからも、サンタの秘密は守られなくてはならない。「君へのプレゼントは、実は僕が用意したんだ」などと口走ってはならないのだ。
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