視聴率ジワジワ低迷「相棒」テコ入れ策は?

まいじつ

視聴率ジワジワ低迷「相棒」テコ入れ策は?

テレビ朝日で放送中の連続ドラマ『相棒 season16』の視聴率が一向に上向かない。第8話までの全話を通じた平均視聴率は14.9%だが、6話の平均視聴率は13.8%、7話が同13.5%、8話で同13.6%と低迷している。

「第2話と4話が16%台だったので、トータルの平均視聴率は15%に近いですが、このままだと数字がどんどん下がっていく可能性は高いでしょう。見たくなる好材料がないのです」(テレビ雑誌編集者)

主人公の杉下右京役の水谷豊は、常々「視聴率15%を割ったら、番組をやめる」と言っている。それが現実のものとなるのか。

「実際には視聴率が14%台で終わっても、すぐにやめることはないでしょう。しかし、どこかでテコ入れしなければならない。視聴率低下の原因は何かというと、冠城亘役の反町隆史以外にないのです」(同・編集者)

反町が相棒役になったseason14の平均視聴率は15.3%。season15は15.2%。成宮寛貴が相棒だったseason13が17.4%だったので、反町の出演が始まったころから視聴率が下がり始めている。成宮の演じた甲斐享は、最終話で犯罪者の“ダークナイト”であることが判明。衝撃的な結末に視聴率は20.3%を記録した。

反町を降板させる準備はできている

「このseason16をもって冠城役の反町を降板させるのは確実でしょう。冠城は法務省から出向していたキャリア官僚で、刑事の仕事を手伝ううちに警察官に興味を持ち、法務省を退官して警視庁に入庁したという設定です。しかし、ドラマで常々杉下は、冠城に対して『頭の悪いあなたには分からないでしょうが…』という台詞を繰り返しています。つまり、降板させる準備はできているのです。部署異動させるのが最も簡単ですが、過剰捜査でミスしてクビにする最善だと考えられます」(テレビ朝日関係者)

反町の後任には稲垣吾郎の名が挙がっており、水谷も前seasonの打ち上げ会で稲垣の名前を出している。

「テレビ朝日がジャニーズ事務所の対応を気にせずに稲垣の起用に踏み込めるかどうかでしょう」(前出・編集者)

相棒は2クールにわたって放送されるドラマだ。そのため、season16の最終回は来年3月。劇中での冠城の動きに注目が集まる。

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