『陸王』松岡修造投入で最終回へ向けた「会心のテコ入れ」

まいじつ

『陸王』松岡修造投入で最終回へ向けた「会心のテコ入れ」

TBSで放送中の連続ドラマ『陸王』で12月10日に放送された第8話の視聴率は17.5%と過去最高を記録した。この放送回で話題を呼んだのが松岡修造の演技だ。

「松岡がビジネスマンの腹黒い一面を見せたことで、放送後にはツイッターのトレンドワードに『松岡修造』が入るなど、話題沸騰でした」(テレビ雑誌編集者)

松岡は劇中で、本社がアメリカにある巨大アパレルメーカー『フェリックス』の社長、御園丈治役を演じた。礼儀正しく真っすぐな熱い男という面がある一方で、ビジネスでは冷静に分析ができる社長の役だ。第8話のラストシーンでは役所広司が演じる老舗足袋業者『こはぜ屋』社長の宮沢紘一と対面し、買収について交渉するシーンが出てくる。

松岡は、「あなたとなら世界に通用するビジネスができると信じている」と、演技をしていない普段のときのような熱い語り掛けをしたものの、宮沢が「前向きに話を進めたいと思います」と握手して立ち去ったあとに「あと一押しだな」と言い、口元に意味深な笑いを浮かべていた。

松岡には「社長役が似合う」理由がある

「御園は重要な役柄ですが、松岡はなんだか楽しんで演じているような気がします。もともと役者に向いているタイプではないでしょうか」(演出家)

松岡の実父の松岡功氏が、映画会社『東宝』の社長を経て、現在は会長を務めていることを引き合いに、インターネット上では《社長役が似合う》という投稿も散見された。

「松岡は残り2話で、こはぜ屋の命運を左右する重要なキーマンとなるでしょう。ドラマが初めてとは思えないほど気合が入っています」(同・演出家)

松岡は今回、役を演じるに当たってこんなコメントを残している。

「現役を退いて20年、ひとつの夢でもあった“演じる”ということ。ただ、陸王。いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました。陸王は、日本の魂を感じさせる本気ドラマです。明日へ向かうための活力になるドラマの一員になれるよう本気勝負させていただきます。まさに修造チャレンジ、自分を変える覚悟はある」

最終回へ向けて、松岡の演技に注目が集まる。

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