「貴乃花VS白鵬」を現役ヤクザがブッタ斬る(2)「貴乃花がいたら…」 (1/2ページ)

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「貴乃花VS白鵬」を現役ヤクザがブッタ斬る(2)「貴乃花がいたら…」

 一方、被害者側の貴ノ岩だが、

「あなたたちの時代は終わった」

 こんな発言を騒動の発端とする報道もあって、長幼の序を尊ぶヤクザ業界では「礼儀行儀をしつけた親方の顔が見てみたい」と批判の声が圧倒的だが‥‥。

 貴ノ岩を擁護するのは、若手の有力株として名を馳せる四次団体組長だ。

「勝負事の世界では必ずウワサ話に尾ひれがついて回るもの」とし、こう語るのだ。

「“昨日の友は今日の敵”とはよく言ったもので、『これからは俺たち若い世代が業界を担う気迫で頑張ろう』と誓い合った兄弟分が、『オヤジたちの時代は終わった、なんて言ってましたよ』などと上に耳打ちしますからね。それに結局、酒の席での小競り合いだし、一度はお互いに頭を下げているわけじゃないですか。ケンカの続きは土俵でやればいいんです。ところが、組織に不満タラタラの貴乃花親方(45)が『なんだそのケガは! よし、警察だ!』でしょ。下の人間の気持ちを考えてないんですよ」

 ヤクザも力士も「親が黒いと言えば白いものでも黒い」ということか。

 さて、“親分”の強行突破によって四面楚歌の状況に置かれた貴ノ岩だが、相撲通の現役組員はこう言って引退説を否定する。

「負けん気が強いので、リベンジしか頭にないだろう。同じようなガチンコ力士といえば、稀勢の里、高安、嘉風、阿武咲、貴景勝、輝あたりかな。彼らもモンゴル勢に対して『このままじゃ済まさん』という思いがあるはず。それに、角界でガチンコを貫こうとするなら、もとより孤立は覚悟のうえ。現役時代からなれ合ってきた親方衆が、数の論理で貴乃花親方を糾弾するのは納得いかん」

 ギャング風ファッションが取りざたされ、抗争の火種と見られる貴乃花親方は、依然として「沈黙と拒絶」のカーテンを降ろしたまま。だが、もしも伊勢ケ浜親方(57)との交渉のテーブルについていたら、どんな“掛け合い”が展開されただろうか。在京団体幹部が貴乃花親方になりきって実演する。

「お前は若い衆の教育もできんのか、オウ。これから大関、横綱になってバンバン稼ぐはずのうちの大事な若い衆(貴ノ岩)を、仮にも現役横綱であろう人間が“道具”を使ってぶん殴るとはどういうこっちゃ。

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