茂木健一郎、今度はダウンダウンに「笑いのセンスない」批判発言で物議に

デイリーニュースオンライン

Photo by Foto-Rabe(写真はイメージです)
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 脳科学者の茂木健一郎(55)が”因縁”のダウンタウンを相手に「笑いのセンスない」と斬って捨てて、またしても物議をかもしている。茂木が問題にしたのは、大晦日の『ガキの使い! 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)におけるダウンタウン・浜田雅功(54)の「黒塗りメイク」で、この問題は日本在住の黒人作家・バイエ・マクニールさんがTwitterに「#日本でブラックフエイス止めて」と投稿し、4日に米・NYタイムズが、1月5日には英・BBCニュースが取り上げて国際的な人権問題となっていた。

「茂木さんは、『ガキ使』の黒塗りメイクに対して4日、自身のTwitterで『人権や自由を擁護し、高めるのがコメディの役割だし、コメディアンには、それが出来る。日本の地上波テレビにそれがないだけの話。ああいう笑いを良しとする人たちには、笑いのセンスが無いと思う』とツイートして大きな反響を呼んでいます」(週刊誌記者)

 しかし、その一方でSNS上では『ガキ使』に同情的な声が多く、「黒人を笑う意図はなく、浜田が恒例の扮装する中でたまたま黒塗りをしてしまっただけ」という意見が多数聞かれた。もちろん反対に「ブラックフェイスは国際基準で差別になるNG」とする識者の意見も見られたことは言うまでもない。しかし、なぜ茂木の意見だけが物議をかもすのだろうか。

■茂木が畑違いの「お笑い基準」で論じたがる背景

「多くの人が違和感を覚えたのは、茂木さんの『差別だ』と啓発する人権意識に対してではありません。仮にも当世一流のお笑い芸人・ダウンタウンに対して『笑いのセンスがない』と断じてしまう”上から目線”に対してではないでしょうか」(同記者)

 茂木は昨年2月にも「日本の笑いは オワコン」とつぶやき、先だっては12月18日にも安倍晋三首相(63)と会食したダウンタウン・松本人志(54)を「忖度のエンジェル」と揶揄して、炎上騒動となっていた。なぜ、茂木は笑いについて物申してしまうのか。

「茂木は、ブログで英国のコメディについての分析をあげたり、英語学習のインタビューで『コメディで英語力をつけた』と語るほど、海外の笑いについての見識を自負しています。また09年には『笑う脳 』(アスキー)という書籍を出すなど、脳科学の隣接分野として笑いを語ってきました。それゆえ英国式の『笑いは批評性を持つべき』という自論も曲げることができず、つい踏み込んで語ってしまうようです」(放送作家)

 奇しくも1月5日には、ホリエモンこと堀江貴文(45)が勇敢にも『R-1グランプリ』への出場を表明した。いっそ茂木も、ご自慢の英国式コメディ理論でR-1に出場してみてはいかがだろうか。

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