朝日新聞が名誉毀損で安倍晋三首相の「お友達」を提訴 (1/2ページ)

まいじつ

(C)Shutterstock
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昨年の12月25日に朝日新聞が訴訟を起こした。それは、飛鳥新社が刊行した『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(著者:小川榮太郎氏)に対する名誉毀損である。

この書籍に関しては以前に当サイトでも報道した通り、小川氏は、朝日新聞から謝罪や訂正、賠償を求める申し入れをされるも《朝日新聞よ、新聞社として恥を知りなさい》と挑発的な言動から始まる回答書を提出。回答書の中身も、《言い掛かりで一個人を恫喝するのではなく、言論には言論で勝負していただきたい。》といった言葉が続き、自らの著書の内容に関して、《森友・加計問題の「一級資料」である国会、府議会、国家戦略特区関連会議、大阪府教育審議会、国有財産近畿地方審議会などの膨大な議事録を独自に収集して、熟読、解析》したと豪語していた。

回答書を出したあとも、小川氏は《私の「真摯な対応」から2週間経っても何も言ってこないというのは、これは一体、どこまで非常識なのだろう》といった挑発的な言動をSNSやブログで行っていた。さらに、《朝日新聞がなしのつぶてである。年始に正式な申し入れをして、文面を公表しようと思っている。朝日新聞が黙っているわけにゆかない状況、黙っていては大変な目に合う状況を作るつもりだ。》と、SNSに投稿した矢先に朝日新聞が訴訟を起こしたのである。

小川氏はこれに対して、《冗談を言うなという話です。私は回答しているんですよ。朝日が私の言論に不服なら、言論で論破したらよい。》と反発。《自分が気に入らない表現や論評について、大企業や言論機関が個人相手に訴えられるようになってしまう。まさに言論弾圧社会ですよ。》と訴えた。

推理や表現で「犯罪」とまで断言

しかし、小川氏は以下のように回答している。

《「『安倍叩(たた)き』は今なお『朝日の社是』なのだ」と書いたことに、朝日は「事実と違う」と主張する。しかし、これは表現です。

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