広島中央卸売市場で初競り、瀬戸内海からの水揚げは例年の1.5倍で好調な滑り出し

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広島の海。画像はイメージ(Nobuyuki Kondoさん撮影、Flickerより)
広島の海。画像はイメージ(Nobuyuki Kondoさん撮影、Flickerより)

[Jステーション-広島ホームテレビ]2018年1月5日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、中央卸売市場の初競りが紹介されました。

広島の海。画像はイメージ(Nobuyuki Kondoさん撮影、Flickerより)

「県西部の台所」に威勢のいい声が響く

県西部の台所、中央卸売市場では、仕事始めの大発会が開かれ、初競りでは威勢のいい声が響きました。

午前4時すぎ、大漁を願う三本締めで新年を迎えた広島市中央卸売市場。市場に並んだのは、活きのいいタイやカレイ。

全体の入荷量は、平年並みだったものの、正月三が日の天気が良かったこともあり、瀬戸内海で水揚げされた魚は例年の1.5倍だったということです。

競り人に注目の魚を聞いてみると、「サワラですね!やっぱり。サワラ1キロ4000円!」とのこと。競り人を驚かせたのは、山口県産のサワラ。数が少なかったこともあり、ご祝儀価格がつきました。

広島水産の山本英治郎社長は、「今年はぜひ豊漁で、皆さんに腹いっぱい魚を安く食べていただきたいと願っています」といわれていました。

青果市場でも初競りが始まりました。こちらの野菜は、去年の影響を受けているようです。青果市場では、果物は価格、入荷量ともに、平年並みのスタートとなりました。

去年10月の長雨や台風での成長不良が影響した野菜は、入荷量が減少しています。中でも白菜などの葉物野菜は、例年と比べ4割ほど高い値がつきました。

関係者によると、しばらくは高値が続き、雪によっては価格が不安定になることも考えられるということです。野菜の価格が早く安定してくれることを、祈りながら見守りたいですね。(ライター・石田こよみ)

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