ダルビッシュにすがる藤浪 チーム愛よりも他球団選手に学びたい? (1/2ページ)

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ダルビッシュにすがる藤浪 チーム愛よりも他球団選手に学びたい?

 心の葛藤はまだ続きそうだ。
 迷えるトラのエース・藤浪晋太郎(23)は近く渡米し、ダルビッシュ有(31)との合同自主トレを行うという。昨季は僅か3勝(5敗)、彼の復活は13年ぶりの優勝を目指す阪神にとって欠かすことができないが、悲観的な見方をする関係者は少なくない。
「まだ迷っているというか、話を聞いていても覇気が感じられない」(在阪記者)

 2017−18年オフの間、藤浪は東京や地方にも出向き、メンタルコーチや自己啓発の専門家にも相談を持ち掛けていた。不振の原因は制球難であり、その原因は精神的なものだとされている。メンタル指導の専門家にあってきたのは復活のきっかけを掴むためだが、国内自主トレ期間中の彼の表情を見る限り、キャンプも苦しいスタートとなりそうだ。
「これまでのキャンプではマイペースによる自己調整が認められていました。昨年の契約更改でその『エース特権』を剥奪することは通達されています。オープン戦で結果を出さなければ開幕二軍ということも十分にあり得ます」(前出・同)
 ダルビッシュとの自主トレは2年連続となる。かつてはマエケンこと前田健太投手(29=ドジャース)の率いる広島選手グループの自主トレにも参加していた。こうしたオフの行動を指して、こんな指摘も聞かれた。

 「若手時代は鳴尾浜の二軍施設で自主トレをやってほしいというのが、球団の考え方。せめて同じチームの先輩と自主トレをやってほしいと考えているようです。まあ、今は侍ジャパンがあるので、ライバルチームの選手とも仲間意識が芽生えるみたいで。球団スタッフ、首脳陣の一部は外部に救いを求める藤浪の姿勢に難色を示している」(球界関係者)
 好成績を残しているうちはまだ良かった。「他球団選手の長所を学ぼうとしている」と前向きに捉えられていたが、成績不振の今だと、違う。「信用していないのか!?」と“誤解”されてしまうだろう。また、自主トレ後、ダルビッシュを心酔するような言動があれば、不振脱出のために指導してきたコーチ陣もカチンとくるだろう。

 「米球界ではサプリメントを飲用するのが定着しています。

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