草なぎ剛の”モンストCM”がお蔵入り?背後にジャニーズのチケキャン巡る暗躍か

デイリーニュースオンライン

Photo by  PhotKing(写真はイメージです)
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 元SMAPの草なぎ剛(43)に有名ゲームアプリ『モンスターストライク』のCM出演が予定されるも、ある理由からお蔵入りになってしまったとするニュースを18日発売の『週刊新潮』(新潮社)が報じている。

「新しい地図の3人はジャニーズ退所後、テレビだけでなくCMでも苦戦を強いられています。稲垣吾郎(43)と香取慎吾(40)は、サントリー『オールフリー』のCM(2月中旬以降)に出演することは11月に報じられました。しかし、草なぎはヤマサ醤油『昆布ポン酢』の契約が昨年6月で終了してしまい、現在のCM契約はアサヒ食品『1本満足バー』のみになっていました。しかし、同誌によれば、草なぎは2人が『オールフリー』出演を決めたのと同じ11月頃、大手IT企業ミクシィが運営するスマホアプリ『モンスターストライク』の出演が決まり、撮影まで終えていたようです」(週刊誌記者)

 CMはさっそく12月から放映予定だったが、12月7日、一つの事件が起きた。それが”国内No1チケット売買サイト”を謳う『チケットキャンプ』のサービス停止だった。Xmasや年末ライブを前にしたいきなりの閉鎖決定に、多くのファンも驚いた事件である。チケットキャンプを運営するフンザはミクシィの子会社。だが、それが草なぎのCMにどう影響したのか。

「公式抽選に大量の応募をしてチケットを仕入れ、高額で売りさばく、いわゆる”転売屋”を取り締まる『不正競争防止法違反』という側面が大きいのは事実です。しかし、警視庁を動かす直接のきっかけになったのは、ジャニーズ事務所による『商標法違反』への働きかけだったようです。フンザはチケットキャンプの中で『ジャニーズ応援キャンペーン』などとプロモーションを展開。しかし『ジャニーズ』の名称は同事務所が商標登録したものなんです。さらにフンザは『J ジャニーズ通信 Johnny’s News Service』という関連サイトも運営していたため、ジャニーズ事務所の怒りを買ったようです」(同記者)

 この摘発をうけて、親会社のミクシィは急遽CMを自粛。草なぎのCMは幻となった。しかし、前出『週刊新潮』や一部のネット掲示板では、あまりにピッタリなタイミングゆえ、ジャニーズが「草なぎのCM潰しをしたのではないか」との憶測が流れたのである。

「同誌の中でジャニーズ事務所の代理人は『草なぎのCM出演を把握していない』と説明しています。しかし、CMを担当する広告代理店は横の繋がりが強く、クライアント間のバッティングを防ぐ意味でも情報共有するのが当たり前の世界です。知らなかったというのは、かなり可能性が低いでしょう」(広告関係者)

 ことの真相は確かめようもないが、草なぎのCMがお蔵入りになったのは残念なかぎりである。木村拓哉(45)のLINEスタンプがランキングで1位になっている昨今。お蔵出しが叶った時には、草なぎがコラボでゲームにキャラ出演!? くらいのインパクトを期待したいものだ。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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