想定内の苦戦も評価高まる「海月姫」芳根京子の演技

まいじつ

想定内の苦戦も評価高まる「海月姫」芳根京子の演技

フジテレビ“月9”ドラマ『海月姫』は、初回の平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)と発表された。前クールの篠原涼子が主演した『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』は同9.0%だった。

海月姫は、漫画家の東村アキコ氏による累計発行部数440万部以上のコミックをドラマ化した作品。2010年には同局でアニメ化され、2014年にはのん(当時は能年玲奈)の主演で映画化もされている。

今回のドラマは芳根京子が主演で“女の子は誰だってお姫様になれる”がテーマ。クラゲを愛し過ぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿をギャグを交えて描く。新感覚の“シンデレラ・コメディー”だ。

「内容は人気のコミックが原作ですから折り紙付きです。撮影現場ではとにかく芳根の演技がうま過ぎて、瀬戸康史や工藤阿須加、松井玲奈、内田理央などの共演陣が尻込みしているといいます。芳根は脚本以上の演技を自分なりに咀嚼して表現できる存在で、共演している役者たちは“何かを学びたい”という姿勢で現場に来ていると言っても言い過ぎではありません。芳根から学ぶ必要がない若手は木南晴夏くらいでしょう」(芸能関係者)

相手の魅力を引き出す芳根の演技

芳根のドラマ初主演作となったのは、朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK)だ。そこから“月9”ドラマの主演を務めることになったのは、実力が認められている証拠だろう。

「芳根は相手と台詞をやり取りする際に、相手の魅力も引き出すという才能があり、そこを演出家たちが買っていると思います。おそらく今回は映画版の海月姫で主演したのんと比べられると思いますが、芳根の方が評価を上げることになるでしょう」(同・関係者)

巷間言われていたように苦しい視聴率でのスタートとなったが、この先も芳根の奮闘に期待が集まることだろう。

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