『のん』こと能年玲奈が女優復帰するも……仕事がない?事務所トラブルで細々とメディア出演

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のんオフィシャルブログより
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あまちゃん』の子”でおなじみの、のんこと能年玲奈(24)。

かつて所属事務所とのトラブルにより一時女優業を休業していたものの、近年ではまた活動の場を広げている。

しかし、主だった代表作はなく、女優としてのドラマや映画出演もあまり目立ったものはない。一体なぜ所属事務所とのトラブルが発生してしまったのだろうか。

また、民放各局をはじめ、なぜ能年はテレビから姿を消してしまったのだろうか。

2年ぶりのあさイチ出演で視聴者から「おかえりなさい!」

2016年12月、能年はNHKの朝の情報番組『あさイチ』に、のんに改名してから初めて出演。能年玲奈の頃に一度出演しており、登場は2年ぶりだ。

あさイチ』はNHKの連続テレビ小説の放送後に生放送されており、能年が出演していた『あまちゃん』を皮切りに司会の井ノ原快彦(41)と有働由美子(48)による いわゆる“朝ドラ受け”からスタートする。能年自身も『あまちゃん』が放送されていた頃、この“朝ドラ受け”を楽しみにしていたそうな。

2年ぶりにスタジオを訪れた能年に、視聴者からは「あさイチ出演!!お帰りなさい!!」という温かいメッセージが届いており、

またネット上では「NHK専属女優でいい」という意見も見受けられた。

前事務所トラブルで本名『能年玲奈』を名乗れず……女優『のん』として再出発

能年は、デビュー時から本名の能年玲奈として活動していたが、2015年4月、所属事務所に無断で同年1月に個人事務所を設立していたと報じられる。

この騒動で、レギュラー出演していたラジオ番組やテレビCMが次々と終了し、事実上の休業状態となっていた。その後、2016年7月に事務所との契約が終了。

以降、芸名を「のん」に改名し、自身が代表取締役を務める個人事務所「株式会社non」を設立。

この時、なぜ本名の能年玲奈で活動できないのか?という疑問がネットユーザーの間で話題となったが、

これに対しかつての所属事務所であるレプロエンターテイメントはすでに「能年玲奈」は事務所側で商標登録されており、

能年本人にも「契約終了後も能年玲奈の名称を使うなら当事務所の許可をとるように」と警告していたようだ。

あまちゃん』時の月給は5万円!?事務所と深い溝ができた原因は薄給と冷遇

また、能年を一気にスターダムにのし上げたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』。

能年はこの作品でヒロインの天野アキを演じ、「じぇじぇじぇ!」という印象的なセリフとともに有名になった。

ところが『週刊文春』によると、能年がかつての所属事務所からかなり冷遇されており、『あまちゃん』時代の月給はなんと5万円だったという。

今時アルバイトでも月給10万円以上稼げる時代に、人気朝ドラヒロインが月給たったの5万円という扱いは、あまりのことに同情を禁じ得ない。

前事務所レプロと対立!名前も仕事も奪うレプロに対して批判相次ぐ

また、先の報道が明るみに出ると、世間は所属事務所のレプロエンターテイメントに対し批判の声をあげた。

確かに名前も今まで培ってきた仕事も一気に奪われ、応援していた女優が表舞台から引きずり下ろされるような結果に、ファンも納得いかなかっただろう。

一時は「能年が独立したのは何者かに洗脳されたのでは?」という能年に対する批判も一部あったが、週刊文春による報道があると、そういった批判は止み、一気に能年の側に回った。

また余談ではあるが、同じく朝ドラ『まれ』に出演した清水富美加こと千眼美子(23)も、かつてレプロエンターテイメントに所属していたが、

やはり月給が5万円しか貰えていなかったことなど、様々な問題から現在は「幸福の科学」が運営する違う事務所に所属している。

あまちゃん”女優の明暗クッキリ?一番の勝ち組は有村架純

NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』は、脚本家・宮藤官九郎(47)の人気はもちろんのこと、数多くの若手女優を輩出し、一大ブームを巻き起こした。

主だった女優は、能年をはじめ橋本愛(22)、有村架純(24)など、現在テレビや映画などで引っ張りだこの女優たちばかりだ。

そんな「あまちゃん女優」のその後を、2015年5月発売の『FLASH』(光文社)が特集。 この特集の中でクローズアップされたのは、有村架純だ。

有村は『あまちゃん』後にドラマ7本、映画9本に出演し、CMにいたっては15社と契約をするなど、2014年度上半期はCM起用ランキングで堂々の1位を獲得。

さらには2017年上半期に放送された朝ドラ『ひよっこ』ではヒロインを演じ、2017年第68回NHK紅白歌合戦では紅組の司会を務めるなど、 有村がいわゆる一番の勝ち組であるようだ。

また、橋本愛も2016年に主演映画を3本抱え、昨年は映画『美しい星』に出演。2019年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』への出演も決定しており、 今後活躍の場が増えそうだ。

それに比べてしまうと、能年は『あまちゃん』放映直後は主演映画が決まったり、大手企業とのCM契約が成立したりと順風満帆だったが、

やはり事務所との騒動後、仕事は一気になくなり失速状態のようだ。

広瀬すずの真似?インスタで公開した髪型が「広瀬すずのパクリ」と話題

2016年10月15日、能年は自身のインスタグラムにて「髪が伸びて来たのでカットしてきました」という文章とともに写真を投稿。

バッサリと切りそろえたショートボブのを見たユーザーは「広瀬すずそっくり」と、少し下の年代の女優、広瀬すず(19)との類似を指摘。

また、「売れてる広瀬すずの真似をするとは落ちたもの」「話題作りにここまでやるの?」と反応はやや冷ややか。

しかし、投稿当時はまだ個人事務所を設立したばかりでほぼ仕事もない状態。なんとか話題を作りたかったのだろうが、あえなく失敗に終わったようだ。

大人気主演朝ドラあまちゃん』の舞台・岩手で活躍中!ローカル女優路線か

そんななかなか女優業に本腰を入れられないでいる能年だが、最近では『あまちゃん』の舞台となった岩手県で女優活動をしているようだ。

きっかけは2016年8月に能年が岩手県庁を訪問。岩手県知事直々に出迎え、能年の活躍の場を作る「プロジェクトN」を県庁内に立ち上げると表明。

その理由は、『あまちゃん』をきっかけに岩手の復興の力となり、貢献した能年に報いたいという岩手県側の想いがあったようだ。

その翌年の1月、能年は「純情産地いわて宣伝本部長」に就任。CMに出演し、岩手のオリジナル米のPRを行なった。

声優・CM女優として活躍中!独立騒動後も変わらぬ可愛さ

また、2016年に公開され、話題となった映画『この世界の片隅に』では、ヒロインの北條すずの声を担当し、一気に話題に上った。

『この世界の片隅に』は第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞し、ヒロインを演じた能年も第11回声優アワード特別賞など、数多くの賞を受賞した。

また、2017年には自ら代表を務める音楽レーベル「KAIWA(RE)CORD」を発足し、音楽活動を開始した。

未だに民放や映画への出演はあまりなく、テレビで能年の姿を見かけることは少ないが、着実に活動の場は広げているようだ。

もしかすると、彼女をテレビで見られる日は近いかもしれない。

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