藤田菜七子を襲った「エージェント交替」と「社台の触手」(3)未成年飲酒騒動の直後に… (1/2ページ)

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藤田菜七子を襲った「エージェント交替」と「社台の触手」(3)未成年飲酒騒動の直後に…

 加えて、実力もここにきて一気に開花している。昨年10月21日、得意の新潟の直線競馬で記念すべき年間12勝目をあげた。同時に初のメインレース優勝だったが、この直後に不測の事態に見舞われる。

 11月末になって、突然のエージェント(騎乗仲介者)変更が行われたのだ。あまりにも急な出来事で、トレセン内でも話題になったという。スポーツ紙記者が解説する。

「どうも菜七子ちゃんとエージェントが、根本(康広)先生に騎乗依頼が来ていることを報告していなかったからのようです。通常、フリーの若手や中堅騎手は休みの月曜日や追い切り後、騎乗馬の確保のために近くの牧場の乗り運動を手伝いに行く。いわゆる、パイプ作りであり、営業の一環です。厩舎に所属する菜七子ちゃんもまた、少しでも馬に接していたいために、休みがあれば積極的に行動していた。当然、『今度、(レースで)乗ってみる?』なんて声をかけられるケースがあり、それを根本先生に報告し忘れていたようです」

 根本厩舎に所属する以上、基本的には管理馬が優先となるのは言うまでもない。前出・スポーツ紙記者が続ける。

「先生から見れば、『俺、聞いてないよ』『お前ら2人して、なんで黙ってたの?』ってことで、怒り心頭も当然な話です。もし、ダブルブッキングのようなトラブルになっていれば、根本先生の信用問題に発展しかねませんからね」

 ただ、周囲からはエージェントを気遣う声も聞かれるのだ。馬主関係者が話す。

「柴田大知騎手などと契約し、マイネル軍団ラインに強いエージェントだが、菜七子ちゃんのイベントなどがあれば、休日でもわざわざ同行していたからね。それこそ、芸能界のマネージャーのように、いわゆる“剥がし屋”もしていた。サインや握手を求めるファンを整理し、時にはその間に割って入ってガードしたり。そんな人情派のエージェントがいきなり交代となれば、菜七子ちゃんも心苦しかったんじゃないかな」

 また、こんな同情の声も寄せられている。

「昨年8月12日、13日の菜七子ちゃんの騎乗自粛騒動。2日にトレセン内で開かれた夏祭りイベントのあと、彼女は同期の菊沢一樹騎手と木幡巧也騎手と食事し、カラオケに行った。そこで未成年の菊沢が飲酒し、1カ月の騎乗停止処分。

「藤田菜七子を襲った「エージェント交替」と「社台の触手」(3)未成年飲酒騒動の直後に…」のページです。デイリーニュースオンラインは、根本康広週刊アサヒ芸能 2018年 2/1号藤田菜七子騎手競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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