ロンドンブーツ1号2号の田村淳（44）が28日、自身のツイッターで、昨夏より挑戦している青学受験に対する批判に反論を展開した。淳といえば、かねてより憧れを抱いていた青山学院大学への受験を突如表明し、現在、2月の本試験に向けて猛勉強中の毎日だ。

　多忙な芸能の仕事を続けながらの無謀な挑戦に対し、「青学を完全にナメている」と当初より批判が集まっていた。さらに、追い打ちをかけるかのように、受験直前の1月下旬になって、「読まずに解く」といった裏技に手を出し、「現代文は100点とれる」と宣言した。そんなこともあってか「淳は受験を舐めている」という批判に対しては、「舐めてないです…むしろ身をもって、その大変さを感じてるところです」と反論し、「受験を企画にするな」という批判に対しては、「確かに…でも企画を通して大人も学び直しができる事を伝えたい…」という反論を試みたが、SNS上での反応は厳しく、「全力で受験舐めてそう」「小手先のテクニックで乗り切ろうみたいな考え、好きじゃない」「これで、 今年の青山学院の現代文 の平均点は、満点やな。 よかったな」「そんな当てずっぽうなやり方で満点は流石に無理でしょ」「俺が青学の学長なら田村淳が合格点取っても落とすけどね」など辛辣なコメントが多く、まったく共感を得られていないようだ。

　裏技に走った淳が仮に合格でもしてしまったら、青学の入試問題はテクニックで解けることの証明になってしまう。そもそも、受験を通して、視聴者に何らかのメッセージを本当に伝えたいのであれば、こっそりと猛勉強して、合格後に公表する方法を取った方がよほど説得力があったはずだ。淳の姿を見て、テクニックに頼る受験生が出現するような事態は避けたいものだ。

文・内村塩次郎