広瀬すず『anone』裏番組に視聴者を奪われて第4話は5.9%に急落

デイリーニュースオンライン

anone:日本テレビ公式サイトより
anone:日本テレビ公式サイトより

 広瀬すずが主演を務める連続ドラマ『anone』(日本テレビ系)の第4話が2月7日に放送され、平均視聴率は前回の6.4%からさらに0.5ポイントを下げ5.9%(ビデオリサーチ調べ)だったことが分かった。

 元々好き嫌いが分かれるドラマではあったが、今週からは裏で『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』がスタート。深夜プライム帯で放送されていた前作が高評価を受け、満を持しての復活となったことで当初から「『バイプレーヤーズ』が始まったら『anone』よりもそっちを見る」という視聴者も多かっただけに、視聴者を奪われてしまった感が否めない。また前回、青羽るい子(小林聡美)の娘の幽霊が登場したことで、話の流れがつかめなくなり離脱してしまった人もいた様子。

 ただ、第5話はこれまでに比べて傑作といえる回だった。林田亜乃音(田中裕子)から奪った1000万円を無くしてしまったるい子と持本舵(阿部サダヲ)は、働いて返す、もしくは警察に自首すると亜乃音の家に謝罪にいくものの、返済は望んでいないという亜乃音。そしてひょんなことから辻沢ハリカ(広瀬すず)を含む4人で暮らすこととなった。

 偶然にもその日、亜乃音の務める法律事務所所長・花房万平(火野正平)が魚料理をふるまいに来てくれることになっていたのだが、迷惑をかけないようにるい子・舵・ハリカの3人は偽家族を演じることに。だが、亜乃音から花房には赤の他人であることはすでに伝えていたため、「それならその設定に合わせましょう」という花房の提案により話を合わせる2人。こうして奇妙な家族ごっこがはじまったのだが、食卓を囲んでいるうちにいつの間にか本当の家族のようになっていくのだった。

 今回は亜乃音の深い愛情に感銘を受けた人がかなりいた様子。バタバタと慌ただしい性格の3人に比べて、淡々と目の前の現実を受け入れ、すべてを包み込んでくれる亜乃音を中心に心温まる4人の笑顔が印象的だった。亜乃音の実の娘やるい子の息子しかり、現実世界でも食卓を囲みながら今日あった出来事をハリカのように色々語って聞かせ、そしてそれを全て真正面から受け止めてくれる親や家族がいるという風景は、今や当たり前ではないような気がする。「“ニセモノ”の家族だけど暖かく幸せ」。これは、家族関係に悩んでいる視聴者がいたとすれば非常に考え深いシーンだったことだろう。

 その一方で不穏な空気を漂わせているのが中世古理市(瑛太)。舵が印刷屋を始めたいということで、理市に説明を受けることになったのだが、理市は4人が集まる食卓でいきなり偽札の構造について説明を始めたのだ。またあろうことか、自分は亜乃音の亡くなった夫・林田京介(木場勝己)と偽札作りに励んでいたことも明かされる。そして、自販機のシステムを突破する偽札を完成させたことで、これを4人に手伝ってほしいと願いでたのだった。

 これまでいろいろ回りくどい展開があったものの、「やっとここまできたか」という印象だった第5話。再び偽札を巡って5人の運命が変わっていきそうな予感だ。

 そして運命というと、ハリカと紙野彦星(清水尋也)の進展も気になるところ。2人が幼少期に見た流れ星をまた一緒に見たいと思っていることや、彦星という名前から「七夕伝説」を連想することができるが、これも一種の仕掛けなのか。ともすれば、間に隔たる天の川を超えて2人が出会うことも近いうちにあるかもしれない。

 脚本を手掛ける坂本裕二氏の作品には、いくつもの伏線が散りばめられていることで有名。ほかにも、亜乃音の傘や天使の絵など、「伏線では?」と話題になっているものもいくつかある。ここれから偽札を巡って新たな動きがあるということ以外は全く先が読めない展開だが、これから面白くなってきそうな予感だ。

文・吉本あや

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