芸能人の2世に「薬物犯罪」が多い理由

まいじつ

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タレントの大竹まことの長女で会社員の女性が、先月末に大麻取締法違反の疑いで警視庁大崎署に逮捕されたことを受け、大竹は2月1日に記者会見を開いて謝罪した。

神妙な面持ちで報道陣の前に立った大竹は「一生懸命に育てたつもりですが、親の監督不行き届きであったと思います。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。また「娘の育つ過程で、私の仕事が忙しい時期を重なっており、普通のお父さんのように共有する時間がなかった」と後悔を口にした。

「大竹は『わたしは公人なので話す義務も責任もある』と会見をおこなった一方、長女の私生活に関する質問が飛ぶと『それは答えた方がよろしいですか』と報道陣に逆に質問して、多くを語りませんでした。会社員である長女の社会生活への影響を配慮して、自分が盾になったということでしょう」(夕刊紙記者)

芸能人もその子供も売人に狙われる

それにしても芸能人の子供による薬物事件は多い。

「覚せい剤では昨年、俳優の橋爪功の息子で俳優の橋爪遼と、タレントの清水アキラの三男で元タレントの清水良太郎が逮捕されました。ほかにも過去には、故若山富三郎、故藤田まこと、三田佳子ら大物の2世が逮捕されています。大麻でも元『チェッカーズ』のリーダーだった武内享の長男と次男、『ヒデとロザンナ』の次男、中村雅俊と五十嵐淳子の長男が逮捕されています」(同・記者)

しかしなぜ芸能人の2世は違法薬物に手を出してしまうのか。

「薬物の売人にとって有名人は上客です。金持ちだから高値で売れるし、金払いがいい。バレると干されるので口が堅い。芸能人の2世も親から多額の小遣いをもらっていることが多く、バレたら親に迷惑がかかる。同じ理由で売人に狙われやすいのです」(同・記者)

薬物は再犯が多いとも言われるが、今後も芸能人2世の薬物事件は続くのだろうか。

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