外来種を“敵”だ“悪”だと決めつけるフジテレビ『ゲキタイレンジャー』の違和感 (1/5ページ)

日刊サイゾー

フジテレビ公式Twitter(@fujitv)より
フジテレビ公式Twitter(@fujitv)より

 11日に放送された『凶暴害獣vs職人の技 ゲキタイレンジャー』(フジテレビ系)の放送内容が、いろいろと物議を醸している。

■なぜ鉄腕DASHでやったばかりの企画を?

 まず気になったのは、番組序盤で扱った「石垣島で外来種グリーンイグアナを撃退」という内容が、つい20日ほど前に『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の「グリル厄介」という同じようなコンセプトのコーナー(「グリル~」は最後に料理人が調理)でやったばかりの内容と、ほぼ同じだということ。しかも木の上で日光浴してるイグアナを小高い丘から探す様子や、イグアナの目撃情報を聞きにいった小学校まで同じ。

 ここで、どちらがパクった云々いうつもりはない。そもそも、この手の企画自体、昔からあるし、『電波少年』シリーズ(同)や、『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)ではよくやっていた、ある種定番ともいえる企画だ。決して『鉄腕!DASH!!』が生み出した企画とはいえないだろう。この番組に限らず、それを言い出したら今の民放はパクりパクられの応酬で、その比率の違いはあるものの「パク」っていない局など、もはやないのかもしれない(ここ数年の各局ゴールデンの「テレ東化」は凄まじいものがあるが)。

 そもそも、「ゲキタイレンジャー」と名付けられて登場した平坂寛氏(珍獣ライターとして人気の方)は『鉄腕!DASH!!』で「協力」としてクレジットされている方で、石垣島でイグアナを捕まえるということ自体が、この方の大事な、言うならば「持ちネタ」だ。だから探し方や場所が同じになるのは必然でもある。

 平坂氏は2年ほど前にグリーンイグアナを捕獲して食べる記事を書いているし、そういう意味では平坂氏本人が、自身の「持ちネタ」で出演してるのだから、ある意味「元祖」とも言える。

 では何が問題か?

 やはり問題はなのは、パクリどうこうでは無いにせよ、20日前に『鉄腕~』で放映していたのに、そっちでもネタを提供してる「元祖」の平坂氏を担ぎ出してまで同じ内容を『ゲキタイ~』でぶつけてきたことだろう。しかも同じ日曜の同じゴールデンで、1時間ズレはあるが、もはや裏番組と言ってもいいほどの枠でだ。

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