「スーファミは最高だった」当時の感動を振り返る (1/5ページ)

日刊大衆

「スーファミは最高だった」当時の感動を振り返る

「スーパーファミコン」。30代半ば以上の本誌読者で、この言葉に血沸き肉躍り、魂がたぎらない人はいないのではないだろうか。ファミリーコンピュータの後継機として、1990年に発売。当時としては画期的な32768色の表現力で、子どもたちのゲームライフをグッと豊かにした大ヒット機種だ。『スーパーマリオカート』『ストリートファイター2』『ドラゴンクエストⅤ』などの名作を次々に生み出し、日本国内だけで約1710万台を売り上げたが、やがてプレイステーションなど“次世代機”が台頭し、1998年発売の『ロックマン&フォルテ』が最後のソフトとなっていた。

「しかし、“異常事態”が起きているんです。まず昨年4月8日に、なんと20年ぶりの“完全新作ソフト”『ザ・ダークネス・ハンター~アンホーリーナイト~魔界狩人』が登場。オールドゲームファンを驚愕させました。さらに一昨年6月30日には、かつての人気シリーズの最新作『改造町人シュビビンマン零』が発売され、9月29日には『アイアンコマンドー-鋼鉄の戦士』が22年ぶりにオリジナル復刻。今年初頭には『美食戦隊薔薇野郎』も復刻発売予定だそうです」(ゲーム雑誌編集者)

 極めつけは、スーファミの発売元である任天堂が昨年10月に売り出した『ミニスーパーファミコン』だ。スーファミを手のひらサイズにリメイク。『F-ZERO』『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』『スーパーマリオカート』『聖剣伝説2』など名作21本、さらに、かつて開発に着手されながらお蔵入りとなった『スターフォックス2』まで収録した内容に元ゲーム少年たちが狂喜乱舞し、瞬く間に店頭から姿を消した。

 いったい、この“スーファミ・リバイバル”は、どういうことなのだろうか? 本誌は、ゲーム雑誌編集者A、ゲームカフェ経営者B、そして単なる元ゲーマーのライターCを“召喚”。それぞれのスーファミ愛を語り合ってもらった。

■ポリゴン感が残っていてよかった A ミニスーファミ、買いました?

B もちろん! ほうぼうに手を回し、万全の予約態勢で手に入れました。

C 『スターフォックス2』、どうでしたか?

B 90年代に開発途中だったところまでしか収録されてないので、1ステージクリアしたら終了。

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