「スーファミは最高だった」当時の感動を振り返る (2/5ページ)

日刊大衆

拍子抜けしましたけど、前作と違って、ちょっとシミュレーションゲームっぽい部分もあり、またスコアをランクづけできるので、何度もプレイし直して楽しめる感じですね。

A グラフィックも変にキレイになってなくて、前作のカクカクしたポリゴン感が残っててよかったです。

B ポリゴン! そうですよね~。スーファミの後期って「いかにゲームで3Dっぽい表現をするか」の競争になってましたからね。ゲームセンターで『バーチャファイター』が流行り始めた頃、カクカクした立体っぽい感じがすごく“未来”の雰囲気で、ワクワクしたのを覚えてます。

C それが今やプレステ4の時代で3Dなんて当たり前だし、VRなんかも簡単にできる。嘘みたいです。

■スーファミを初めて触った頃の興奮 A スーファミを初めて触った頃なんか、『ストリートファイター2(以下、スト2)』のキャラクターが技の名前をしゃべるだけで「声が出る!」って、大興奮してましたけどね(笑)。

B そもそも、絵だけで感動したよね。ファミコンからいきなりスーファミのフルカラーを見た世代だから。

C 『スト2』は衝撃的だった。91年の発表当時、横浜のゲーセンで、30台くらいズラッと並んだ『スト2』に子どもから大学生まで群がってたのを覚えてます。翌年スーファミに移植されて、どうかな? と思ったら、操作性が完璧に再現されてて、感動したなあ。

■当時の対戦格闘ゲームはよくできていた A 対戦格闘ゲームって今でこそ当たり前だけど、キャラが止まってるときも、ただ突っ立ってるんじゃなく、前後に小さくリズムを取ってるのが、本物のケンカっぽくて好きだった。

B ああ……。そういう細かいとこ、よくできてましたよねえ。当時は日本車が世界中で売れてて、仕事を奪われたアメリカの労働者が「ジャパン・バッシング」と言って日本車を壊したりしてた時代だけど、それをもじって港で車をぶっ壊すボーナスゲームを入れたりとか、トンチも効いてて。

C 学校で朝から「ヨガ、ヨガ」と言ってパンチしてくる同級生、いたなあ(笑)。

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