「スーファミは最高だった」当時の感動を振り返る (5/5ページ)

日刊大衆

『ファイナルファンタジーⅣ(FFⅣ)』で、一度はぐれてしまうリディアという女の子のキャラが成長して再登場したときとか、ゲームでは二等身で分からないけど「どんな美人になってるんだろう?」と想像してドキドキしたもん。

B 『FF』は4が一番好きって人、多いよね。スマホやプレステで続編の『FF4 ジ・アフター月の帰還』も出たけど、シリーズ内で単独の続編が出るって、それだけ思い入れのある人が多いんだと思う。

A クラスでは『FF』派と『ドラゴンクエスト』派って、けっこう、はっきり分かれてた印象があるな。

C 『ドラクエ5』では子どもの頃、自分がまだ無力で父親を守れなかったり、大人になってからは結婚相手を選んだりと、人生の悲喜こもごもを教えられましたね……。ドラマの要素が強いけど、画面が情報過多じゃないだけ、想像力を掻き立てられる作りでした。

A 今はそのへんの名作も、キレイなグラフィックに作り直されてスマホでプレイできたりするんだけど、やっぱり、なんか違うんですよね。あのボテッとしたグレーのコントローラーで、今見ると、しょぼい画面で遊んでこそ、って気がする。

C ホラー系もそうですよ。今のホラーゲームは、ちょっと怖すぎる(笑)。僕は『かまいたちの夜』くらいで、ちょうどよかったです。

A あれは文章と、ちょっとしたグラフィックだけで、ものすごく怖かったなあ。まさに想像力との勝負。

B アクション系も、ついついスーファミで『悪魔城ドラキュラ』をやったりする。今でもクリアするの、すごく難しいんだよね。

A あった、あった! 敵が強くて、すぐやられるうえに、昔のアクションゲームってセーブもできないから、死んだら最初からやり直し。ようやくクリアしたと思ったら、「隠しアイテム取ってないからダメ~」とか言われて、また1面からやり直さないといけない(笑)。しかも、異常に難しくなってる。

C あれ、ひどかったですよね(笑)。土・日に徹夜でクリアした気がする。

A そういうやりこみ経験も含めて、本当にスーファミには世話になったなあ。本体もカセットも、今じゃだいぶ黄ばんでるけど、キレイに拭きながら、なんとか現役で使ってますよ。

B 今でもスーファミ本体は中古で買えるし、互換機もある。ソフトだけじゃなく、コントローラーの新製品が作られたりもしてる。大人になった今こそ、お母さんに怒られることもない“やりどき”なのかもしれませんね(笑)。

A スーファミの話、止まらないですね。ちょっと場所変えて、ゲームしながら続きを話しません?

C そうしましょう!

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