【フェブラリーS】爆発的な末脚のゴールドドリーム「薮中泰人 中間調教報告」

日刊大衆

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 ゴールドドリームの2連覇だ。G1・2勝馬にしては安定味に欠ける戦績だ。昨シーズンも勝ったのはフェブラリーSとチャンピオンズCだけ。あとの3戦はドバイワールドC14着、帝王賞7着、マイルCS南部杯5着と、連にも絡めなかった。ムラ駆けタイプだと言えるが、その反面で舞台条件がマッチすると、これほど頼りになる馬もいない。それが東京ダートのマイル戦だ。これまで4戦して3勝、2着1回。それも、勝ち時計が物語るようにハイレベルな戦いばかりだ。昨年のフェブラリーSも、いわゆるパサパサ状態のダートだったが、それでも4角8番手から一気差しを決め、勝ち時計は1分35秒1の速さ。先行馬がそろってスローにはならない今年の組み合わせなら、昨年の再現も容易だろう。

 前走チャンピオンズCから間隔は空いたが、これは昨年と同じ日程。調教だけで仕上がるタイプだから問題なし。実際、前走から取り入れているプール調教に、坂路コースでの乗り込みは極めて順調。1週前、当週と2本追い切れば仕上がる体だ。今年も爆発的な末脚を期待していい。

■4歳馬サンライズノヴァ、人気急落のキングズガード  相手筆頭は4歳馬のサンライズノヴァ。3走前の武蔵野Sは内枠でチグハグな競馬。前目決着の展開に泣いたが、東京マイルで崩れたのは、この1回だけ。デビュー戦、ユニコーンSは完勝だった。前哨戦の根岸S2着で叩いて上積みも十分な本番。鞍上の戸崎も、すっかり手の内に入れているから楽しみだ。

 ▲はキングズガード。根岸Sは末脚不発に終わったが、体重増が示すように馬体が緩かった。今回は人気急落で気楽に乗れる立場。直線に賭ける競馬なら出番がある。

 ★は復活Vを飾ったノンコノユメ。人気のテイエムジンソクはワンターンで、芝スタートが落とし穴になる可能性も。インカンテーション、サウンドトゥルーとともに△とする。(日刊ゲンダイ大阪記者)

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