食事接待は金4回ペンス1回安倍0回?韓国内も呆れる文在寅の”外交感覚”

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食事接待は金4回ペンス1回安倍0回?韓国内も呆れる文在寅の外交感覚(写真はイメージです)
食事接待は金4回ペンス1回安倍0回?韓国内も呆れる文在寅の外交感覚(写真はイメージです)

 金与正4回、ペンス1回、安倍は0回……そんな見出しが13日の韓国の新聞『中央日報』の紙面に踊り、日韓両国で波紋を呼んでいる。この数は五輪開催中の平昌で韓国政府が各首脳を食事でもてなした回数を示しているという。

 五輪に合わせて9日から2泊3日で韓国を訪れた、金正恩委員長の妹・金与正(30)に対し、韓国政府は国賓級の食事接待でもてなしている。それに対して、アメリカの副大統領のマイク・ペンス(58)にはわずか1回、日本の安倍晋三首相(63)にいたっては1泊2日の滞在にもかかわらず1度の食事接待も受けていないという事実は驚きである。文大統領の就任当初から交されていた「日米韓の連携をもって、北朝鮮に圧力をかける」という話し合いはなんだったのか。

 このニュースを受け、韓国内のSNS上では「安倍には与えなくていい」「文大統領は毅然とした態度を見せつけた」という声も上がったものの、「さすがにヤバいだろ。米韓同盟より融和優先とかありえない」「最重要国ないがしろにして、敵国(現在は休戦中)の首長の妹に最高待遇とか、もはや共産主義者か」「安倍は主要国首脳で唯一開会式に出てくれたのに」「もう文在寅が東京オリンピックに行った時は、一人メシ確定だな」と文政権における外交の在り方を疑問視する意見が若い世代から相次いだようだ。

 だが、そんな韓国内の心配ももはや手遅れか。漏れ聞こえてくる後日情報からは、日米間の緊密すぎる結束と、ペンスの「米国は北朝鮮とは対話しない」という揺るがない決意が浮かび上がってくる。

■ペンスはレセプションを5分で退席…訪韓前に安倍首相と示し合わせ?

 ベンスは文大統領の歓迎行事に現れなかった上、レセプション会場にも安倍首相と揃って遅刻している。そして、わずか5分で退席した。自分の席に座ることもなく、金永南(北朝鮮最高人民会議常任委員長)とあいさつさえ交していない。

 これは開会式でも同じで、韓国政府はわざわざペンスを金与正らの近い席にセッティングしたが、2時間ほどのあいだ握手やあいさつはおろか、一度も目を合わせることさえなかったという。行動を見るかぎり、ペンスが会食接待を望んでいなかったのは明らかである。そして、そんなペンスの行動の裏に、安倍首相の思惑も見えてくる。

「じつは、ペンス氏は訪韓前の7日に安倍首相を表敬訪問しています。もちろん、ここでは総理官邸で安倍首相とむつまじく晩餐会の席についてます。また、ペンス氏は会談時間だけでは物足りず『私の車でもう少し話そう』と安倍首相を副大統領専用車に誘ったとか。そこで平昌で韓国政府が画策する金与正との記念撮影に参加しないことや融和アピールには組みしないことが話し合われたとと見られています」(新聞社政治部記者)

 ペンスが去ったレセプションで、安倍首相は金永南に自ら歩み寄って、「詳細に申し上げられませんが、我々の考え方を伝えました」というようかなり長く会話し、核・ミサイル問題と拉致被害者の全員の帰国を強い言葉で求めたという。あくまで北には「圧力」の姿勢を崩さない日米の両首脳。韓国に冷遇を受けたというより、むしろ妥協のない決意ととるべきか。安倍首相の「0回」が清々しく、誇らしげに見えてくる。

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