フィギュア男子・中国人審判不正問題に坂上忍が激昂「疑惑の域を超えている」

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フィギュア男子・中国人審判不正問題に坂上忍が激昂「疑惑の域を超えている」(写真はイメージです)
フィギュア男子・中国人審判不正問題に坂上忍が激昂「疑惑の域を超えている」(写真はイメージです)

 22日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、韓国・平昌オリンピックフィギュアスケート男子シングルで、中国人審判員が自国の選手への不正採点疑惑が浮上していることが取り上げられた。

 番組では、日本の羽生結弦、宇野昌麿が金・銀のメダルを獲得したフィギュアスケート男子シングルで、中国人審判員による、自国選手びいきと思われる採点が浮上していることを報道。海外メディアでも、波紋を呼んでいるという。

 スペインの地元紙に疑惑が報じられたのは、中国の審判員・陳偉光(49)氏。記事によると、陳氏が、同国の金博洋選手に、不自然なジャッジを行い、高得点を入れたという。

 この疑惑に、他の海外メディアも「正直、その点数はおかしい」「これはもしかしたら政治的な話かもしれない」「選手の好き嫌いがあるかもしれない」など、中国人審判員に疑問の声が大きく上がっている。

 そもそもこの疑惑の背景には、金博洋選手の演技構成点が、全審判の平均の「85.76」であるのに対し、中国の審判員は「94.50」と平均よりも「8.74」も高く評価。MCの坂上忍は、「『バイキング』では『疑惑』として扱うが、個人的には『疑惑』の域を超えているのでは?」と疑問を投げかけた。

 スポーツ文化評論家の玉木正之氏は、この点数を見て「笑っちゃうくらいすごい。完全にメダルを取れない人が金メダルを取るような点数」と酷評。続けて「こんなことは今はやらない。かつてはありましたけど…。まだやるか?」と疑問の声を上げた。

 今回の件に関してフィギュアスケート解説者の佐野稔氏は、「2位の宇野昌麿選手、3位のハビエル・フェルナンデス選手をターゲットにしたメダル狙いの不正採点の可能性」を指摘。実際、羽生選手に中国人審判員は、妥当な点数をつけたものの、宇野選手、フェルナンデス選手には、あからさまに低い点数をつけて、中国人選手を有利な順位に持ち込もうとした(実際は4位)。

 こうした中国人審判員の疑惑に、番組出演者からは、「羽生選手はショートも飛び抜けた存在だから、メダル争いの可能性のある2位、3位に入りそうな選手を狙いうちにしたんじゃないか?」「金選手も、自分の実力じゃなくて、かたよった採点をされるのはかわいそう」という批判が続出。元スピードスケート日本代表の清水宏保からは「これからAIを取り入れたり、採点方法の選択肢の幅を広げていくことも、疑惑の軽減につながるかもしれない」と問題提起もされた。

 坂上は「選手の皆さんは必死になっているのに、関係ないおっさんやおばさんが裏でこういうことやるから、オリンピックってどうなの? という声が出てくるのは不幸なこと」と、しかめ顔。最後は「オリンピックは選手がしゅやく。本当によけいなことはやめてちょうだい」と怒りを爆発させていた。

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