R-1優勝・濱田祐太郎、「純粋漫談」に視聴者からも称賛続々

日刊大衆

R-1優勝・濱田祐太郎、「純粋漫談」に視聴者からも称賛続々

 3月6日、『R-1ぐらんぷり2018』(フジテレビ系)が放送され、視覚障害を持つ漫談家の濱田祐太郎(28)が優勝。純粋なしゃべり一本の芸でピン芸人の頂点に輝いた濱田に、多くの称賛が寄せられている。

 今年で16回目を迎える『R-1ぐらんぷり2018』は、過去最多となる3795人の芸人がエントリー。その決勝の舞台に、濱田の他、ゆりやんレトリィバァ(27)、霜降り明星のせいや(25)、紺野ぶるま(31)など、厳しい予選を勝ち抜いてきた12名のピン芸人が顔をそろえた。

 その中で濱田は、Cブロックのトップとして登場。左目は見えず、右目は若干明るさが分かる程度だという濱田は、白杖を持ち、スタッフに介助されながらマイクの前に立つ。すると、客席から拍手がなかったことから、濱田は「客席見えへんからお客さん0人かと思いました」と、さっそくアドリブと思われるネタを披露し、会場は爆笑に包まれた。

 その後も、視覚障害者ならではの“あるあるネタ”をテーマにした、本格的な漫談で会場を盛り上げ、見事ファイナルステージに進出。そしてファイナルステージでも、流れるような漫談で笑いを取り、2位のゆりやんレトリィバァの倍以上のポイントを獲得して見事優勝を勝ち取った。

 視覚障害を持つという異色の漫談家の登場に、視聴者も衝撃を受けたようだ。放送後、ネットには「純粋にしゃべりだけで笑いを取るのがすごい」「ゴチャゴチャやって笑いを取る人が多いけど、漫談でここまで笑いを取れるのがカッコいい!」「濃いキャラが続けて優勝してただけに、漫談が逆に新鮮に見えた」など、濱田の芸を絶賛するコメントが続出していた。

「ここ最近の『R-1ぐらんぷり』は、アキラ100%(43)や、ハリウッドザコシショウ(44)といった、いわゆる“イロモノ芸人”の活躍が目立っていました。それだけに、マイク1本で勝負した濱田祐太郎の話芸は、新鮮に映りましたね。視覚障害をネタにしたことに賛否の意見があったようですが、漫談家として素晴らしい実力があることは十分証明されたと思います」(お笑いライター)――お笑い界に新星現る!

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