イラっとしたら刺す!上司のブードゥー人形が職場の士気を高めることが判明(カナダ研究) (1/3ページ)
理不尽な要求、不公平、残業込みでも終わりの見えない仕事量、職場では様々な困難が待ち受けている。特にストレスの元凶となっているのは過度なプレッシャーや上司からのいじめだそうだ。
英安全衛生庁によれば、年間1200万人以上のイギリス人がストレスや不安症のために休職を余儀なくされているという。
これは由々しき事態である。そこで専門家は、その怒りをブードゥー人形にぶつける方法を提案している。
従業員が不満を感じた時、上司のブードゥー人形を作って針で刺してもらうと、ストレス解消になり、仕事のパフォーマンスが向上するという驚きの結果が得られたのだ。
・象徴的な復讐で不満を3分の1低下させられる
カナダ、ウィルフリッド・ローリエ大学のリンディー・リャン博士が行った、アメリカとカナダの労働者229名を対象とした研究では、「象徴的な復讐」を行うことで不当だという気持ちを3分の1低下させられることが分かった。
復讐という行為はあまり良く思われないだろうが、研究者によれば、この発見は「被害者の視点から見た復讐のメリットが見過ごされてきた」事実を浮き彫りにしている。
・ブードゥー人形は従業員を救う
リャン博士は、ブードゥー人形は従業員を救うとコメントする。
「変な話かもしれませんが、シンプルで無害な象徴的復讐行為によって気分を晴らすことができます。ヴードゥー人形でなくても、上司の写真にダーツを投げるなど、理屈の上では象徴的復讐になるものなら何でも構いません」
そう、我々の文化なら藁人形なんかでも最適だ。