武田薬品、ダブリン・グレンジキャッスルの新工場に2,500万ユーロ(約32億8,235万円)を投資、最大70人の新規雇用創出へ (1/3ページ)

バリュープレス

武田薬品工業株式会社(TSE: 4502)がグレンジキャッスルの新たな再生医療製品工場の建設に2500万ユーロを投資し、最大70人の新規雇用を創出する計画だと発表。この投資により幹細胞を用いた新たな治療薬の製造を専門とする単独型モジュール式細胞治療薬製造工場をグレンジキャッスルの同社敷地内に新設予定。工場は2021年までに商業運転開始の予定で、本投資はアイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府が支援。

企業・イノベーション省パット・ブリーン担当大臣は、武田薬品工業株式会社(TSE: 4502)がグレンジキャッスルの新たな再生医療製品工場の建設に2500万ユーロを投資し、最大70人の新規雇用を創出する計画だと発表しました。


武田薬品はこの投資により幹細胞治療の新たな治療薬の製造を専門とする単独型モジュール式細胞治療製品薬製造工場をグレンジキャッスルの同社敷地内に新設します。本投資により70人の一時的建設雇用も創出されます。工場は2021年までに商業運転開始の予定です。本投資はアイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府が支援します。


日本最大の製薬会社である武田薬品は、1997年にグローバル市場向け製品医薬品の製剤工場をアイルランドに設立しました。2002年には日本国外初の原薬(API)工場の拠点にグランジキャッスルを選定、2017年にも同敷地でがん治療薬製品ラインの単独型生産工場に4,000万ユーロ(約53億5,177万円)を投資する計画を発表しています。


この発表を歓迎してパット・ブリーン担当大臣は次のように述べました。「製薬業界は雇用と輸出面でアイルランド経済に多大な貢献をしており、最も成長力の高い部門でもあります。武田薬品のアイルランドへの投資判断決定はアイルランドにとっての大きな利益であり、我が国での製薬部門の継続的成長を基盤とするものです。この度の投資がグランジキャッスルの同社施設に70人の追加雇用をもたらすことを喜ばしく思います」


アイルランド政府産業開発庁日本代表 デレク・フィッツジェラルドは、「武田薬品は、20年前に初めてアイルランドに進出して以来、アイルランド事業を拡大し成長させてきました。

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