コカ・コーラでもプレーした元NZ代表のディラン・ミカ氏、45歳で死去。

ラグビーリパブリック

 ニュージーランド代表“オールブラックス”の一員として1999年のワールドカップに出場し、日本のコカ・コーラウエストジャパン(現 コカ・コーラレッドスパークス)でもプレーしたディラン・ミカ氏が、3月20日、45歳の若さで亡くなったことが明らかになった。『TVNZ』などニュージーランドのメディアが報じた。

 ミカ氏は糖尿病を患っていて、死因は心臓発作とみられている。家族の声明によれば、前兆もなく突然、オークランドの自宅で亡くなったという。

 ミカ氏はサモア系ニュージーランド人で、オールブラックスで7キャップ重ねる前は、サモア代表としてテストマッチ2試合に出場していた。国の代表資格を変更し、1999年6月18日にオールブラックスでデビューすることとなり、その相手は、いとこのパット・ラムが主将を務めるサモア代表だった。そして、同年に開催されたワールドカップのイタリア代表戦では6番をつけて先発出場し、オールブラックスで自身にとって最初で最後のトライを記録した。

 また、1994年から2000年にかけてニュージーランドの名門・オークランドでプレーし、スーパーラグビーではブルーズやチーフスで活躍した。

 コカ・コーラでのプレーを終えて帰国したあとは、オークランドやサモアのラグビーの発展のために力を注ぎ、ニュージーランド・バーバリアンズクラブの副会長も務めた。

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