嵐・二宮和也、新ドラマの役柄を語るも主人公を「魅力ない」とバッサリのワケ

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嵐・二宮和也、新ドラマの役柄を語るも主人公を「魅力ない」とバッサリ(写真はイメージです)
嵐・二宮和也、新ドラマの役柄を語るも主人公を「魅力ない」とバッサリ(写真はイメージです)

 嵐・二宮和也(34)が、雑誌「QLAP!」の2018年4月号(音楽と人)に登場し、4月22日スタートの主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)で自身が演じる役柄について語った。

 同作は、数々の医療ミステリー小説を世に送り出している、人気作家・海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988』(講談社文庫)を原作としたドラマ。二宮が演じるのは、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎。確かな腕を持ち、さらに大学病院で働いていながら、“出世”に興味がないという役柄だ。また、他者と群れない一匹狼であり、同僚からは「患者を生かし、医者を殺す」と評され、“オペ室の悪魔”とまで言われているとか。一筋縄ではいかない主人公を、二宮がどのように演じるのか注目が集まっている。

「QLAP!」のインタビューの中では、抜群の技術を持つ一方で、周囲の人間を振り回す渡海の性格について、「僕は渡海っていう人間はわりとピュアなのかなと思っています」と、独自の解釈をしている様子の二宮。その理由について、「彼って本音を隠すことなく全部表に出してしまうので。それは大人になりきれなかった証拠でももちろんあるんだけど、一方で『だって自分はできるんだもん』っていう思いがあるからで、そういう部分も含めすごくピュアな人だなっていう印象ですね」と語っており、かなり冷静に渡海という人物を分析しているようだ。

 二宮は渡海について「社会からは確実に受け入れられないと思う」としながらも、「僕個人としては、あり」と理解を示している。「僕もわりとシニカルな物言いをすると言われるほうなので、もしかしたら生き方的には似ている部分も多いのかもしれない(笑)」と、自分自身との共通点を見出しているようだ。しかし、インタビュアーから渡海の魅力を問われると、「魅力!? ある?(笑)」とさっそくシニカルな返答が。このバッサリと言い切るあたりが、まさに二宮と渡海の似ているところなのかも。まるで二宮に渡海の人格が乗り移ったかのような回答であった。

 つかみどころのない渡海という役を演じる二宮だが、インタビューと同時に掲載された、撮影現場のレポートを見ると、共演者とはかなり打ち解けている様子。共演者の葵わかなと一緒に、休憩中の小泉孝太郎にちょっかいを出す二宮の様子や、「二宮は研修医役の竹内涼真と談笑することも多く、小泉も含め3人で輪になって家での過ごし方などについて盛り上がっていた」という楽しそうな場面がレポートされている。終始和やかで、和気あいあいとした撮影現場のようだ。

 撮影現場では多くの人から慕われている二宮が、作中でどれほど“悪魔”になれるのだろうか。ストーリーはもちろんのこと、そのギャップにも注目したい。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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