花粉症対策に欠かせない「空気清浄機」の正しい使い方

まいじつ

(C)Shutterstock
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今年もまた花粉の季節がやってくる。

最近では手軽に薬局でアレルギー薬を購入することができるので、症状の緩和には役立つことも多い。だが、症状のひどい人は外出の際にマスクやメガネなどの対策グッズを用意しなければならないため面倒だ。また、帰宅後にも部屋にいつの間にか粉塵や花粉が漂っているケースもあり、気の休まる時間がないという人もいるだろう。

そんなとき役に立つのが空気清浄機だ。しかし、間違った使い方をして、その効果を十分に発揮させないまま使用している人は多い。

まず、空気清浄機の設置場所だが、多くの人が人の集まるリビングルームに置いている人もいるだろう。空気清浄機は消臭効果もあるので、食べ物の臭いや、キッチンの調理の臭いに効果的なのは確かだが、リビングに設置した場合、花粉対策に関しては十分ではないのだ。

「部屋に入ってくる花粉の一番の原因は、出入りする人が持ち込むからです。花粉のシーズンは、基本的に窓は開けっ放しにはしませんから、大量の花粉が窓から入り込むことはありません。となると、空気清浄機の置き場所として一番ふさわしいのは“玄関”ということになるのです」(家電アドバイザー)

玄関に空気清浄機を設置することによって、屋外から持ち込まれる花粉の軽減に役立つのだ。

花粉除去最大のポイントは「玄関」にあり

そして玄関に設置した空気清浄機をさらに活用するため、帰宅直後に心がけたいこともあるのだという。

「帰宅したらまず、玄関で服についた花粉を落としましょう。ブラシや刷毛などで払い落とすのも有効的です。足元に空気清浄機を設置しておけば、落ちた花粉はその場で除去されますから、部屋に持ち込むことはありません。実はこうすることで、部屋に入り込む花粉のほとんどを除去することができるのです」

また、よりきちんと除去したいなら、床掃除もこまめにしよう。空気中に漂っている花粉は、一度床に落ちてしまうと空気清浄機では除去することができなくなってしまう。落ちた花粉をそのままにしておけば、人が歩いたときに再び舞い上がる。掃除機などで、こまめに吸い取るとより安心だろう。

最近ではスプレータイプの花粉対策商品も発売されている。『ロート アルガード エアシャワーZERO』は、気になるところにスプレーするだけで、ハウスダストなどのアレルギー物質を97%無効化することができる。玄関に1本用意しておけば、帰宅時にそのまま噴射して除去ができる。

効果的な花粉対策をして、つらい花粉シーズンを乗り越える準備をしておこう。

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