71年ぶりのリーグ最速10敗目…高橋由伸監督に厳しい声が相次ぐ (1/2ページ)

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71年ぶりのリーグ最速10敗目…高橋由伸監督に厳しい声が相次ぐ

 15日、巨人が東京ドームで行われた広島東洋カープに4対5で敗戦。カープ3連戦を負け越すとともに、71年ぶりのリーグ最速10敗となり、最下位を継続している。

 カープ戦勝ち越しをかけた試合の先発は、西武からFA移籍した野上。一方、カープは大瀬良が先発し、初回に1点ずつを取り合う。その後は両投手が好投し、6回まで2対2。

 7回表、巨人高橋由伸監督はマウンドにメジャー帰りの上原浩治を送る。先日のDeNA戦で敗戦投手になったものの、それ以外の試合は抑えており、絶大な信頼をもって送り出したものと思われる。

 ところが、上原は菊池涼介に2アウトから2打席連続となる勝ち越しホームランを許すと、丸にフォアボールを与え、続く松山とエルドレッドに連続勝ち越しツーベースを浴び、あっという間に2対5に。

 最終回、広島抑えの中崎に対し、巨人は坂本の2点タイムリーで1点差に迫る。なお1アウト満塁のチャンスを迎え、打席には中日から移籍した昨年のホームラン王・ゲレーロ。最低でも犠牲フライで同点が期待されたが、インコースの速球にバットをへし折られ、ピッチャーゴロ。

 続くマギーはファーストライナーに倒れ、ゲームセット。上原が2敗目を喫し、巨人は71年ぶりとなるリーグ最速の10敗目。

 チャンスが何度もありながら、一本が出ず敗戦した事実に、巨人ファンは激怒。ネット上では高橋監督への不満や解任論、そしてコーチ批判が噴出し、大荒れとなった。

 オープン戦首位となり、上原の加入によって澤村・マシソン・上原・カミネロの強力リリーフ陣が完成し、優勝争いに絡むと思われた巨人。阪神、中日には2カード連続で勝ち越したものの、4月6日のヤクルト戦から12日のDeNA戦まで6連敗を喫する。

 13日の広島戦は大勝したものの、再び連敗。いずれの試合も大量失点が目立ち、投手陣が崩壊しており、14日時点で防御率はリーグ最下位と、苦しい状況が続く。

 また、昨年オープン戦首位・千葉ロッテマリーンズがシーズンでダントツの最下位に沈んだこともあり、「このままずっと最下位なのではないか」という不安の声もあがっている。

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