オリックス担当記者が分析、投手陣のキーマン!山岡泰輔の大きな今季初勝利 (1/2ページ)

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オリックス担当記者が分析、投手陣のキーマン!山岡泰輔の大きな今季初勝利

 オリックスは、楽天3連戦と日本ハム2連戦を終えて、パ・リーグ全球団との対戦が一巡した。結果は14試合、4勝9敗1分の5位。4位の日本ハムとは2.5差、6位の楽天とは0.5差がついている。直近の楽天、日本ハムの試合では2勝2敗1分の5割の成績だったが、5カードの全てで勝ち越せなかったのは痛い。

▼4月10日〜15日オリックス成績
【対 東北楽天(京セラD)】
4月10日
●金子千尋 2-4 岸孝之○
4月11日
△アルバース 2-2 辛島航△
4月12日
○増井浩俊(先発はディクソン) 3x-2 ハーマン●(先発は藤平尚真)
【対 北海道日本ハム(ほっと神戸)】
4月14日
●西勇輝 1-2 有原航平○
4月15日
○山岡泰輔 7-0 加藤貴之●

 オープン戦で走りまくった盗塁数が伸びないことについて、不満の声も聞こえるが、走れる選手が塁に出られてないのが現状で、それについてはベンチを非難できない。やはり、巻き返していくには、現在は打率.200と、活躍した昨年の輝きをまだ見せられずにいるロメロ、マレーロの外国人野手の2人の調子を上げて行くしかない。マレーロは西武の山川とともに本塁打5本でリーグトップに立っているものの、昨年に比べてボール球への三振が目立つ。「日本で成功したい」と口を揃える2人は休日を返上して特打を行うなど、現状を打破しようとする必死さが見られるだけに、何とか一日も早く調子を取り戻してもらいたい。昨年は彼らが引っ張っていくことで、連敗から抜け出せたり、吉田正尚やT-岡田の奮起にも繋がっていた。それだけ影響力があるのだ。

 なかなか勝ち越せないこともあって、ベンチの中にも暗さが伺えたが、11日の楽天戦で9回にムードメーカーの伏見寅威が同点タイムリーを放った試合から、再び活気を取り戻し翌日のサヨナラ劇に繋げている。ベテランの小谷野栄一は「ベンチで寅威が凄く声を出して最後まで諦めないムードを作ってくれている」と話していたが、伏見がタイムリーを放ったときのベンチの盛り上がりは凄かった。これには福良淳一監督も「あそこからよく追いついたですよね」と評価している。

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