ともに「自分の音楽のための脱退」渋谷すばると赤西仁の違い

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

『関ジャニ∞』から渋谷すばるが脱退したという騒動は、仰々しい記者会見のせいで“芸能ニュース”としてはかなり大きなトピックになった。だが、過去にジャニーズ事務所のグループからの脱退は、元『SMAP』の森且行、元『KAT-TUN』の赤西仁、田口淳之介など、決して珍しい出来事ではない。

「渋谷がグループを辞めて自分のやりたい音楽を突き詰めるというのならば、赤西のKAT-TUN脱退に近いといえるでしょう。ただ、赤西は2010年の脱退後、すぐにはジャニーズを退所せず、2014年2月まではジャニーズ所属のままソロ活動をしていました。退所後は日本の全国ツアーのみならず、特に海外での活動に力を入れ、2015年には2年連続中国でライブを開催しています。その実績が認められ、中国の北京で開催された授賞式『愛奇芸尖叫之夜』で、日本人初の『アジア人気アーティスト賞』と『年度音楽大賞』という賞を受賞するなど、日本ではあまり報じられていませんが、結構な活躍をしています」(芸能ライター)

渋谷と違い、赤西は脱退した理由を「方向性の違い」と明言していた。海外で音楽を学びたいという“わがままをメンバーに許してもらった”形で抜ける渋谷とは、似て非なるものなのかもしれない。

渋谷の今後は「白紙」か?

4月17日に行われた映画関連のイベントで、過去に関西テレビの企画で“関シャリ∞”としてコラボしたこともあるお笑いコンビ『銀シャリ』が、渋谷の脱退についてコメントした。

「悲しいと思っていたら、すばるさんもショックやと思う。これから全員を応援していくことは変わりない」としつつも、英語圏の海外留学を希望しているという渋谷に「どこに行くかだけ教えていただきたい」と真剣に呼び掛けていた。

「おそらく、多くのファンが同じ気持ちだと思いますが、渋谷はどうやら本当にどこに留学するかを決めていないようなのです。おそらく、どうしてもジャニーズ事務所を出たいという気持ちが先になってしまったのでしょう」(芸能関係者)

ソロ活動が成功するか失敗するかは、やはり本人の努力次第。もっとも、たとえ成功したとしても、赤西のように全く芸能マスコミに報じてもらえないことも覚悟しなければならないだろう。

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