もう終わったはずなのに…ダラダラ続く花粉症の鼻水とサヨナラしませんか? (1/5ページ)
ピーク時よりだいぶ楽になってきた印象も強い花粉症、それでも「まだ鼻水はときどき出る」という方も多いのではないでしょうか。
特に今年から花粉症の症状が出るようになった方は、どう対処していいかわからず苦しんだり、とりあえず時期が終わるまで「耐えるしかない」と我慢していらっしゃるかもしれません。
今回はそんな花粉症による鼻水・鼻づまりについて、原因からわかりやすく医師に解説してもらいました。
花粉症で鼻水が出るメカニズム
テレビでも今年の花粉飛散量は例年以上というニュースもあり、花粉症の症状に悩まされていた人も多いでしょう。
一見すると風邪とも似ている花粉症の症状ですが、そのメカニズムは風邪とは異なります。
花粉症は免疫反応によるもの
花粉症の症状の中でも、最も一般的なものはくしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、これらはいずれも花粉が体の中に入ることによる「免疫反応」が原因です。
空気中にある、スギやヒノキといった花粉が体内に入ると、私たちの体はそれを“異物”として認識し、体の中から排除しようとします。
こうした反応を引き起こす原因となる物質を抗原(アレルゲン)といいます。