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リアルライブ

オリックス5割復帰ならず!イニエスタが現れた東京ドームで、楽天・岸に完投負け

▽24日 東京ドーム
東北楽天 4-1 オリックス 観衆 44,297人
12回戦 オリックス5勝6敗1分け

 この日の午後、都内でJ1ヴィッセル神戸への完全移籍を発表した、サッカー元スペイン1部バルセロナでスペイン代表の世界的なスーパースターMFアンドレス・イニエスタが、試合前の東京ドームに、神戸と同じく楽天が運営している東北楽天ゴールデンイーグルスを激励するためサプライズ来場。イニエスタが紹介され、三木谷浩史オーナーとともにマウンドに向かうと、楽天ファンだけではなく、レフト外野スタンドをびっしりと埋めたオリックスファンからもどよめきと歓声が起こっていた。

 イニエスタは小さな女の子から花束を受け取ると、スタンドに手を振りながら大歓声に応えて、一塁側ベンチで梨田昌孝監督ら楽天ナインとの記念撮影を終えると嵐のように過ぎ去って行った。

 東京ドーム内にイニエスタショックが残る中、年に1度の東京ドームでの楽天主催試合がプレーボール。オリックスは西勇輝、楽天は岸孝之が先発し、西は4回まで1四球を出しただけのノーヒットピッチング。岸も5回まで初回の先頭打者、宮崎祐樹に打たれた1安打ピッチングと試合は投手戦になった。しかし5回、西は1死のあと内田靖人に四球を与えると、続く岡島豪郎に左中間を破るタイムリーツーベースを打たれてしまい先制を許すと、田中和基にもタイムリーを打たれこの回2失点。8回には1死1塁の場面で、ペゲーロにヒットを打たれた際に打球を避けた影響で、右ひざに違和感を訴えて無念の降板。2番手の澤田圭佑が渡辺直人に2点タイムリースリーベースを打たれてしまい、西の自責は4点に。

 ここまで3連勝で「1」に縮めた借金を返済したいオリックス打線だったが、7回にロメロのツーベースから、T-岡田がタイムリーを放ち何とか岸から1点を取るのがやっとというほど、最後まで岸を攻略することが出来ず、僅か4安打、無四球の岸に完投負けを喫してしまった。西は(2勝)5敗目。5割復帰に失敗したチームの借金は「2」に逆戻りした。

 試合後、インタビュールームに現れた福良淳一監督は「西は良かった。8回だけですね。

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