日体大女子軽快。PEARLSも。太陽生命ウィメンズセブンズS秋田大会初日。 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 真っ青な空の下、緑の芝の上を、カラフルなジャージーが駆けた。

 太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2018・第2戦 秋田大会が5月26日から始まった。秋田市のあきぎんスタジアムでは熱戦が繰り広げられた。

 今季第1戦の東京大会(4月29日、30日/秩父宮)で優勝した日体大ラグビー部女子は、今大会も好調だ。初日はRKUラグビー龍ヶ崎GRACE、チャレンジチーム、アルカス熊谷に快勝し、2大会連続制覇に向けて好スタートを切った。

 名倉ひなのらが運動量豊富に前に出たほか、清水麻有や堤ほの花が相手防御を切り裂いた初日。31-14、22-7、38-10と危なげない足どりだった。

 昨夏アイルランドで開催された女子ワールドカップ(15人制)に出場した後、痛めていた膝の半月板の手術に踏み切った山本実主将も、この日はピッチに立った。

 リハビリを経て練習にフル参加できるようになったのは2週間程前だから、東京大会は外から仲間の奮闘を見つめていた。そのときの戦いを、「みんな、やるべきことをしっかりやっていて頼もしかった」と振り返る。

 2大会連続で笑うためにやるべきことは、初日で分かった。

「勝ちはしましたが、最初の2試合は先制を許し、序盤の流れを悪くしてしまいました。そこを修正して2日目に臨みたいですね」

 自分自身のコンディションについて「アジリティーやスピードがまだ(以前のレベルには)戻り切っていないし、もっとディフェンスもしないと」と話した主将は、チームの先導役を任される立場になって、自覚が芽生えた。

「ラグビーへの取り組み方が以前とは変わったと思います。キャプテンであり、ゲームメーカーでキッカーでもあるので、自分がしっかりやることがチームのためにもなると思ってやっています」

 この週末こそは、歓喜の輪の中にいたい。

 PEARLS(三重)が安定感ある戦いを見せたほか、若いメンバーで構成したチャレンジチームがアルカス熊谷に勝ったり、石見智翠館高校が北海道バーバリアンズデイアナを破った初日。2日目の戦いは、下記の組み合わせで始まる。

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