日大批判が飛び火して日大との「契約」を打ち切った巨人とJALの炎上現場!

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日大批判が飛び火して日大との「契約」を打ち切った巨人とJALの炎上現場!

 世間を騒がせ続ける日本大学アメフト部員による悪質タックル問題。5月22日にはタックルを仕掛けた当事者であるアメフト部員が記者会見に臨み、危険タックルが内田正人前監督とコーチ陣の指示であることを明らかにした。これを受ける形で、当事者の前監督とコーチ、さらに日本大学の学長も記者会見を開いたが、その内容はいずれも要領を得ないもので、火に油をそそぐ形となり、日大への批判は高まるばかりだ。

 そして、批判は、読売ジャイアンツと日本航空(JAL)にも飛び火。その結果、巨人については、5月28日、オフィシャルスポンサーの契約を結んでいた日本大学からスポンサー契約解除したいとの申し入れがあり、受け入れたことを巨人が発表した。

 週刊誌記者が解説する。「日大は年間予算が3000億円にも迫る巨大組織。そして2019年には創立130周年の節目を迎えることから、多額の予算をかけて『スポーツ日大』などの宣伝を展開していました。16年3月から巨人の公式スポンサーとなっていた日大は、5月10日の阪神戦では『日本大学デー』を催したばかり。日大出身の長野、戸根、青山選手らのイラストをプリントしたトートバッグをプレゼントしました。しかし危険タックルが発生した試合は5月6日、日本大学デーの時点で、すでに日大への批判は高まっていましたから、『巨人は悪質プレーを認めるのか!』との批判が寄せられていたんです」

 そしてJALについても同28日、同社広報が、24日にあった日大からの申し入れを受けて、国内線の機内で放送していた日本大学の「スポーツ日大」のCMを、6月から使用しないことを認めた。

「国内線の利用者には出張族が多く、機内でいきなり日大のCMが流れることに『なぜこのタイミングで!?』と訝しがる人も少なくなかったようです。しかしテレビ局側の作業ですぐに差し替えられるテレビCMと異なり、機内放送の場合は各機材にインストールされている映像素材そのものを差し替える必要があり、日大のCMだけを外すことは困難です。今頃JALでは夜間駐機の短い時間に、200機を超える保有機の機内プログラムを突貫作業で更新しているかもしれませんね」(航空機に詳しいライター)

 もはや今回の危険タックル問題は一大学や一スポーツ競技を越えて、大きな社会問題に発展してしまったようだ。

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