小山慶一郎「未成年スキャンダル」日テレ社内に巣くう忖度 (1/2ページ)
テレビ局のなかでもジャニーズ事務所と蜜月関係にあるとされる日本テレビ。局内では、メリー喜多川副社長や藤島ジュリー景子副社長のひと声でキャスティングが変わるほど、ジャニーズ事務所と一蓮托生といっても過言ではない。
未成年タレントへの強制わいせつ問題でジャニーズ事務所を事実上解雇された『TOKIO』元メンバーの山口達也をはじめ、『嵐』の櫻井翔、『KAT-TUN』の亀梨和也らをキャスターに抜擢。6月14日に開催されるサッカーのワールドカップロシア大会のメインキャスターには『NEWS』の手越祐也が、毎年8月の放送が恒例化している看板番組『24時間テレビ』のメインパーソナリティーには『Sexy Zone』の起用が決まっている。
「4月25日の夕方、NHKが最初に山口さんの書類送検をトップニュースで流し、メディア各社が後追いで報じました。しかし、日テレ社会部の警察担当者は事前に情報を入手しており、山口の処遇について上層部で協議していたのです。ですが、ジャニーズとの関係が深い手前、日テレは第一報を打てない。だから別の社に追随して報じることにしたのです」(日本テレビ報道局社員)
全国紙の記者も、そのときの様子をこう話す。
「社会部の記者クラブ内でも話題になったのですが、ジャニーズタレント御用達のキー局各社の対応は『どこかが出せば流すしかない』といった消極的な対応でした」
報道の自由とは裏腹に、テレビ局各社はジャニーズ事務所への忖度を第一に行動していたのだ。
小山慶一郎と加藤シゲアキのスキャンダルに日テレは…
『SMAP』の解散以降、ジャニーズ事務所はスキャンダルの流出に歯止めを掛けられず、さまざまなメディアに振るってきた権力が揺らいでいる。そして今度は“知的なキャラ”を確立しつつあった『NEWS』の小山慶一郎と加藤シゲアキが、未成年女性へ飲酒を強要したのではないかと報じられた。
「小山君はとても真面目ですが、プライベートで派手に遊ぶために上層部が動向を気にしていました。