あの頃に戻りたい? 元AKBグループメンバーたちの「厳しい現状」

アサ芸プラス

あの頃に戻りたい? 元AKBグループメンバーたちの「厳しい現状」

 やはり、AKBの看板がなくなってしまうとしんどい?

 AKB48やSKE48で活動していた女優の宮澤佐江が、7月末をもって芸能活動を一時休止させることを発表した。休止理由については「自分自身を見つめ直したい」ということだが、休止期間については未定とされている。

 また、宮澤はAKBグループを卒業後の給料事情について、「過去最大に少なかったとき(月)もありました」と、ある番組でかつて内情を話すなど、定期的に仕事が入ってきていたAKBグループ時代と比べると、収入が激減したことも、今回の活動休止に多少は関係しているだろう。当然のことながら、AKBグループ卒業後にタレント活動をしているOGには、宮澤同様に金銭的な事情で悩む者は多い。

 5月29日に放送されたバラエティ番組「有田哲平の夢なら醒めないで」(TBS系)では、「バイトから抜け出せない芸能人SP」というテーマだったが、これに元AKB48の西野未姫、元SKE48の佐藤聖羅の2人が出演。

 西野はグループ卒業後もワンマンライブを行うなど精力的に活動しているが、芸能の収入だけでは生計を保てず、時給1000円の焼き肉店のホール業務を週3で入っていることを報告。バイト自体は好きだと話すが、やはり、芸能界で成功してかつての栄光を取り戻したいという気持ちもあるようだ。

「西野はAKB時代、将来有望な研究生のみで結成された派生ユニット『てんとうむChu!』に選抜されるなど、加入当初から活躍が期待されていたメンバー。それもあって、AKB時代には品川区の家賃21万円ほどのマンションに16歳から住んでいたそうです。現在は家賃8万円ほどの家に住んでいるようですが、何とか一花咲かせて前のマンションに戻りたいという気持ちが強いようです」(アイドル誌ライター)

 佐藤も中華料理店のバイトを含め、2つのバイトを掛け持ちして、週6日でシフトを入れているようだ。

 現在、人気絶頂の乃木坂46からはキー局の女子アナが誕生したりと、エンタメ業界で生き抜いていくことを決めたOGたちの活躍が目立っているが、その後を後輩たちが続いていけるかはまた別の話。今回の西野や佐藤らのことを他人事とは思わずに、グループ卒業時にはしっかり考えて進路を決めてほしいところだ。

(権田力也)

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