がん保障は「がん保険」以外で?無料、罹患で住宅ローン残高半減、保険料全額返戻も (1/2ページ)

ビジネスジャーナル

「じぶん銀行 HP」より
「じぶん銀行 HP」より

 私は有料相談専門のファイナンシャルプランナーとして、累計2,000件超の相談を受けている。保険について相談する人がもっとも関心を持っている保障のひとつは、間違いなく「がん保障」である。相談者からは「お勧めのがん保険はなんですか?」と聞かれることも多いのだが、そもそもがん保障はがん保険以外の方法で確保することができ、無料のものもあると言ったら、あなたは驚くだろうか。

●住宅ローンの無料の疾病保障を利用する

 がん保険以外でがん保障を確保する方法として、まず挙げたいのは住宅ローンの疾病保障である。

 住宅ローンでは団体信用生命保険(団信)と呼ばれる死亡保障に加入することが借り入れの条件になっていることが多く、その費用は金利に含まれていて別途請求されないのが一般的だ。超低金利の状況下では金利での明確な差別化を図るのは困難であり、各金融機関は金利以外での差別化を模索している。そこで広がりを見せているのが死亡保障以外の保障、3大疾病や8大疾病など疾病保障の充実なのだ。

 がん保障という観点から注目したいのは、「じぶん銀行」である。がんと診断確定されると住宅ローン残高が2分の1になる「がん50%保障団信」は、金利の上乗せなど追加の負担なしで加入できる。もちろん住宅ローンを借りている期間だけの保障で一生保障ではないのだが、当初であれば何千万円もの保障が無料ということになる。

 このほかにも、「住信SBIネット銀行」は以前から8大疾病保障を無料付帯していたが、2017年6月からは精神障がい等を除くすべての病気・ケガを保障する「全疾病保障」の無料付帯を開始した。所定の就業不能状態により月々の返済額が保障され、就業不能状態が12カ月経過したら、住宅ローン残高が0円になるという内容だ。がんも当然、保障の対象となる。

 住宅ローンの場合、こうした無料の保障がついていても金利が高ければメリットが損なわれるが、特に変動金利は両行とも0.457%(2018年5月時点)と最低水準にある。さらに借り換えの場合、住信SBIネット銀行では0.428%まで下がる。

●貯蓄型の特定疾病保障保険に加入する

 がん保障は、がん保険以外の保険でも得ることができる。

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