U20日本代表はジョージアに痛恨の逆転負け 最終日は残留・降格決定戦へ (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 フランスで開催されているラグビー20歳以下代表の最高峰大会「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2018」は、大会4日目となった現地時間6月12日に順位決定トーナメントがはじまり、9~12位を争う戦いに進んだU20日本代表はペルピニャンでU20ジョージア代表と対戦し、22-24で敗れた。リードしながらも、残り時間3分だった終盤にトライを許して逆転負け。

 これにより、大会最終日の17日は、残留と降格がかかる11位・12位決定戦に臨むこととなった。

 先制したのは日本だった。前半7分、相手のラインアウトミスにより敵陣深くでチャンスとなり、PR石田楽人(専修大)が最初のトライゲッターとなった。

 しかし、ジョージアは17フェイズを重ねた12分、パワフルな右PRが突進し3人を弾き飛ばしてインゴールに押さえ、流れを引き戻す。

 同点とされた日本は、20分にCTB森勇登(明治大)がPGで勝ち越すと、28分には相手にイエローカードが出て数的有利となり、29分、ゴール前中央から右へすばやくボールを回し、WTBハラトア・ヴァイレア(日本体育大)がゴールに持ち込み17-7とリードを広げた。

 だが37分、日本陣内10メートルライン付近のスクラムで、ジョージアはFW7人にもかかわらず押し込んでアドバンテージを得、ボールを手にしたSHが切り込んでゲイン、そしてパスをもらった14番が軽快なステップでタックラーをかわしてトライを挙げ、5点差に詰めて前半は終わった。

 後半の立ち上がりもジョージアに勢いがあったが、42分(後半2分)、日本はNO8アシペリ・モアラ(天理大)が接点でボールを奪い返し、バックス展開でカウンターアタック。FB山沢京平(明治大)が自陣から蹴ったボールをさらにドリブルしてインゴールに押さえ、22-12となってチームは活気づいた。

 一方のジョージアは、58分に2枚目のイエローカードを提示され、苦しい展開に。しかし、数的不利な時間帯を耐えると、71分にチャンスとなってゴール前でアドバンテージをもらい攻め続け、外側に空いたスペースを突いた14番がトライを獲得。

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