U20チャンピオンシップ 開催国フランスが前王者NZ破り初の決勝進出! (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

堅守を最後まで貫きU20ニュージーランド代表を倒したU20フランス代表(Photo: Pascal Rodriguez / World Rugby)

 20歳以下代表の世界トップ12チームがフランスに集まり、熱戦が繰り広げられている「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2018」は、現地時間6月12日に準決勝がおこなわれ、開催国フランスのU20代表がディフェンディングチャンピオンのU20ニュージーランド代表を16-7で下し、初の決勝進出を決めた。

 フランスは前半30分にPGで先制。

 3-0で迎えた42分(後半2分)には、16フェイズ重ねた攻撃をCTBロマン・ヌタマック(フランス代表として46キャップを獲得した往年の名選手、エミール・ヌタマックの息子)がフィニッシュし、コンバージョン成功で10-0とした。49分と63分にはトゥーロン所属のSOルイ・カボネルがショットで加点し、16-0に。

 ニュージーランドは69分、ようやく1トライを奪い返したが、フランスの守りは堅く、ペルピニャンで歴史が作られた。

 ナルボンヌでおこなわれた準決勝第1試合は、2年ぶり4回目の優勝を狙うU20イングランド代表が、U20南アフリカ代表に32-31で競り勝った。

 イングランドは前半、相手がシンビンで10分間退出している間に2トライを奪うなどして主導権を握り、22-7で折り返した。

 イングランドは後半の序盤、PGで加点した一方、南アに2トライを返され6点差となったが、60分、CTBフレイザー・ディングウォールの強烈なタックルで相手に落球させ、それを拾ったWTBジョーンダン・オロワフェラがハーフウェイから独走し、32-19とした。

 追う南アは67分にFWのピック&ドライブで5点を奪い、イングランドにイエローカードが出て数的有利となった直後の74分には、再びFWのパワープレーでゴールラインを越え、コンバージョンキックも成功で1点差とした。

 しかし、14人のイングランドは残り時間のほとんどを敵陣で戦い、リードを守り切った。

 現地時間17日におこなわれる最終順位決定戦の組み合わせは以下のとおり。

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