【静寂の町】中世の面影を残すマルタの古都・イムディーナを散策 (1/3ページ)

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【静寂の町】中世の面影を残すマルタの古都・イムディーナを散策

治安が良く、地中海の美しい自然と旧市街の風景が楽しめるマルタ(マルタ共和国)。

世界遺産に登録されている首都のヴァレッタをそぞろ歩くのもいいですが、せっかくマルタにやってきたならヴァレッタから日帰りでほかの都市にも足を延ばしてみたいものです。

マルタ島の中央部に位置し、「静寂の町」の異名をもつ古都がイムディーナ。

紀元前700年ごろにフェニキア人によって要塞化されて以降、聖ヨハネ騎士団がヴァレッタを建設するまで、長年にわたってマルタの中心地として栄えてきました。イムディーナは海まで見渡せる島の最高地点にあり、軍事的な要所に位置しているからです。

16世紀には首都となり、最盛期には24の貴族の館が並んでいたといいます。

とはいえ、現在のイムディーナは、面積が東京ドームの2倍弱、人口は300人弱という非常に小さな町。首都がヴァレッタに移ったことで人が少なくなったイムディーナは、「静寂の町」と呼ばれるようになりました。

首都のヴァレッタからイムディーナへは、バスで約35分。マルタ島の主要観光スポットを結ぶ観光バス「Hop On Hop Off Bus」も利用できます。

城壁で囲まれたイムディーナの町には3つの門があり、メインの入口となるのがその名も「メインゲート」。

この門は、1724年、当時の騎士団長であったマノエル・ド・ヴィレーナによって築かれたものです。この門ができる前は、人々は跳ね橋を使ってイムディーナに出入りしていたとか。

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