歴史美女が実践した「健康長寿」食生活(3)エカテリーナ2世はイチジクをほおばり男漁り (1/2ページ)

アサ芸プラス

歴史美女が実践した「健康長寿」食生活(3)エカテリーナ2世はイチジクをほおばり男漁り

 歴史を振り返れば、性生活に貪欲な美女はかくもいたのか。その背景にある食の秘密を探った。

「聡明で偉大な政治家」「ロシアの母」ともたたえられたエカテリーナ2世(1729~1796)は、ロシアをヨーロッパの強国とする礎を築いた女帝である。

 一方では、奔放な男性との関係をエンジョイした女帝でもあった。

 ロシアの政治・文学に詳しいジャーナリスト・木村芳雄氏が言う。

「彼女はドイツの貧しい貴族の出です。15歳の時にピョートル大帝の孫・ピョートル3世と結婚します。ところが彼はまったくの暗愚で病弱。こんなエピソードがあります。結婚するとピョートル3世は夜な夜な彼女の寝室にやってくる。しかし、新婚の甘い期待を抱く彼女の前で、彼は玩具の兵隊を並べて、奇声を発しながら兵隊ごっこに興じるのみ。そして、遊び疲れるとそのままベッドで寝入ってしまう。この様子を知った女帝・エリザベタが『相手は誰でもいいから、早く世継ぎをつくりなさい』と命令するんです。このひと言で彼女の多情多淫さに火がついた」

 いったん堰を切った情欲は生涯衰えなかったという。美男子たちを寝室にはべらせ、取っ替え引っ替え。愛人の数が100人は下らなかったと言われる。67歳でその淫蕩な生活に幕を下ろすまで、パワーの源になったのはやはり食事。鉄人のごとく健康体の彼女は食欲旺盛だった。何でもよく食べたが、中でもフルーツが好物で、イチジクスイカに目がなかったという。

 先の秋好氏が語る。

「イチジクもスイカもすごい強壮・強精作用がある。イチジクの成分プソラレンは血圧を降下させる働きがあり、スチグマステロールは血液中のコレステロールを低下させ、ルチンが血液の流れをよくし、血管を丈夫にする。またスイカにはシトルリンという成分が含まれており、それが体内でアルギニンというアミノ酸になって、バイアグラの主成分と同様、一酸化窒素を活性化して血管を拡張、血流促進効果がある。

「歴史美女が実践した「健康長寿」食生活(3)エカテリーナ2世はイチジクをほおばり男漁り」のページです。デイリーニュースオンラインは、楊貴妃エカテリーナ2世イチジク西太后ライチカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧