天才テリー伊藤対談「田中大貴」(3)30代に入ると男性アナでホッとした (1/2ページ)
テリー アサ芸は女子アナの人気がすごいから、そっち方面の話も聞かせてほしいんですよ。フジテレビの女子アナの皆さんの素顔って、どんな感じですか?
田中 皆さん、アナウンス室では自分の家かというくらいにリラックスして、あぐらをかいていたりしていますよ(笑)。
テリー へー、そんな雰囲気なんだ。
田中 アナウンス室は、現場から戻って来てゆったり心を解放する、サロンみたいな場所なので、それでいいんですよ。もっとも、入社した時はそれを知らなかったので驚愕でしたけど。
テリー テレビはいいところしか映さないから。
田中 やっぱり入社したての頃だと、デスクをきれいにしておかなければいけないと思いますよね。なので毎日掃除していたら、高島彩さんに「大貴は彼女の前でもこんな感じなの? 私、そんな人とつきあえないわ。大丈夫?」って言われたんです(笑)。
テリー ハハハ、それ、普通は男性側のセリフだよね。
田中 デスクがどれほど散らかっていても、オンエアでは緻密な仕事をこなしていますからね。ですから、いい意味でスイッチのオンオフは、女性のほうがしっかりできています。
テリー 逆に言うと、それぐらいの人じゃないと女子アナってやっていけないんだろうね。だって1年目から「○○パン」とか呼ばれて大抜擢されるわけじゃない。普通の会社だったら、3~4年かけてやっと一人前になっていくんだから、まずありえないよ。
田中 そうですよね。男性アナウンサーの1年目は、「ここまでの放送はご覧のスポンサーの提供でお送りしました」という録音を毎日、ひたすらやっていますから(笑)。
テリー すごい差だよね。