６月１９日にサンドウィッチマンの伊達みきお（４３）が自身のブログを更新。１８日に大阪北部で発生した地震の被災者にメッセージを送り、話題となっている。

　伊達は「地震。」というタイトルをつけ、「これ程の大きな地震だったので余震が必ず何度かあるはず」「とても疲れてしまう事ですが、常に警戒をして行動しないとですね」と自身の東日本大震災での経験を踏まえ、注意を促した。

　続いて先週、ＮＨＫのロケで訪れた大阪府吹田市の病院に触れ、そこでは今回の地震の影響で貯水タンクが破損し、非常用電源の供給が不安定になったという。幸い入院していた人たちは別の病院に移動し無事だったが、「震災は、忘れた頃にやってくる……とはよく聞きますが……忘れる前なのにやってくるんですね」と心境を伝えた。

　さらに「自衛隊含め全国から経験のある精鋭達が大阪へ向かっていると思われます」「心労で疲れたら、駆けつけたスペシャリストに大いに頼って下さい」と呼びかけた。

　最後には東日本大震災のときに他県から支援を受けた経験を振り返り、「ライフラインが全くダメになった仙台の実家のガスを直してくれたのは大阪ガスの方でした」と感謝を述べている。

　このブログに読者からは、「言葉の重みが違う、頼りになります」「素直に感動した」「言葉に説得力がある」「伊達さんの文章が胸に響いた」「ブログ読んでて初めて泣いた」「震災経験者はメッセージの深さが違う」といった声が続出した。

「伊達は３月１１日放送の『ボクらの時代』（フジテレビ系）に出演した際に、東日本大震災後の心境の変化を語っていました。震災後“死ぬ”という単語をネタで使わなくなったという伊達は、“簡単に出せないなというか。心の中でもあまりそれを言いたくなかった”とコメント。さらにホテルに泊まるときは不測の事態に備え、多めに水を買ってしまうそうです」（芸能ライター）

　これからも伊達は被災地にエールを送り続けるだろう。