松本人志、ガリガリガリクソンへのエールが「身内に甘い」に当たらない理由

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松本人志、ガリガリガリクソンへのエールが「身内に甘い」に当たらない理由

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が7月1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、ピン芸人のガリガリガリクソンの活動再開について言及した。

 約1年前に飲酒運転で逮捕されたことで芸能活動を自粛していたガリクソンは、先日よしもと祇園花月の寄席で前説を担当し、客席をドン引きさせるレベルの“飲酒ネタ”を披露。「私、飲酒運転をさせていただき、謹慎を経ての舞台でございます」「ハイボール40杯を飲んで車で来られた方いますか?」などと自身の不祥事をネタにした振る舞いには多くの非難が寄せられていた。

 松本は同番組内でガリクソンの活動再開について聞かれると、「復帰になるとまた芸能界が甘いと言われるが、彼なんて開店休業みたいなもの。復帰って言ってもおそらく復帰はできていない。今後は彼の努力しかない」とし、再びゼロからのスタートを強いられることになるだろうと語っている。

「松本によるガリクソンへの言葉にはやはり『身内に甘い』『その発言自体が援護射撃になる』との声がネット上に並びましたが、スタジオに同席した小籔千豊が指摘したように、ガリクソンは“他にあまりいないタイプの芸人”として有名。一粒3万円ほどする宝石を何十個も保有するコレクターで、鉱脈巡りの際には野生のバッタやコオロギをランチとして食べるなど、そのプライベートもクセモノです。18歳の頃にはラーメン屋でアルバイトの身ながら2店舗の店長を任され、月収50万円を稼いだ時代もあったと語っており、世渡り術にも長けている。復帰後の取材ではインターネットを駆使した新たな活動の模索も視野に入れていると話しており、しぶとく生き残っていきそうなバイタリティーがありますね」(テレビ誌ライター)

 そもそも飲酒運転による謹慎からの復帰舞台でそれをネタにする“図太さ”を見せていたガリクソンだけに、どんな手段も使う怖いもの知らずの快進撃を展開する可能性も十分にあるだろう。

 彼にとってはお笑い芸人だけが今後の人生における唯一の道とはならないかもしれない。

(木村慎吾)

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