サッカー日本代表「新監督候補」元ドイツ代表監督ユルゲン・クリンスマン氏は日本と相性がいい

まいじつ

(C)EFKS / Shutterstock
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サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会を戦う日本代表は、日本時間3日未明に決勝トーナメントで史上初の8強入りをかけてベルギー代表と対戦したが、2-3で敗れた。後半に原口元気と乾貴士のゴールで2点リードしたが、その後に3失点を喫して逆転負けで、西野朗監督は「結果は残念の一言」と悔しさをにじませた。

今後の代表チームの体制について、元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏が次期監督の有力候補に浮上していることが判明している。西野監督の契約延長案とともに日本サッカー協会(JFA)内で検討が進められる予定だ。

当初はW杯後の日本代表チームの新体制について日本人監督を推す声もあった。だが、ベルギー戦から一夜明けた日本時間4日、JFAの田嶋幸三会長は新体制について「全くの白紙」としながらも「日本人ではないといけないというわけではない」と話している。

以前から検討されていた森保一U-23日本代表監督の兼任案は、東京五輪に注力するため見送られる方針だ。現状は西野監督の契約延長か、外国人監督の招へいという2種類の選択肢が基本になっているという。その中で、外国人監督の最有力候補にクリンスマン氏の名前があるようだ。

「クリンスマンは理論派であり、対話を重んじる人物です。さらに穏やかな人柄も招へいの話がもちあがる理由なのでしょう。2006年のW杯ドイツ大会では母国代表監督としてチームを3位に導いています」(スポーツライター)

「データ重視」の采配が強力なものに

田嶋会長はベルギー代表選後に西野監督と会談している。内容を明かすことはなかったが、西野監督は「今回のW杯の戦いを次につなげていけるか。4年後に今大会のチャレンジが成功と言えるようなサッカー界にして欲しい」とコメントしている。

「西野監督は次の誰かに託したいような言い方をしています。今回のW杯は直前で監督交代という準備不足の中で、対戦相手を徹底的にスカウティングして分析することで勝機を見出してきました。クリンスマン氏はデータ重視でチーム作りや采配を振るうタイプなので、JFAの提供するデータとクリンスマン氏の欲するデータが合致すれば、これほど強力な人選もないでしょう」(同・ライター)

新チームの体制は7月20日の技術委員会で方針を打ち出され、早ければ同月内の理事会で決定する予定だ。

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