Koki,と工藤静香に寄せられた「15歳にシャネル?」の批判が的外れな理由

アサジョ

Koki,と工藤静香に寄せられた「15歳にシャネル?」の批判が的外れな理由

 木村拓哉と工藤静香の次女で、モデルのKoki,が7月4日にインスタグラムを更新。世界的な高級ブランド「シャネル」に身を包む様子を披露した。Koki,は母の工藤と共に、フランス・パリで開催されているシャネルの2018‐2019秋冬オートクチュールコレクションに参加。インスタグラムでは工藤とのツーショ画像も公開している。

 そんな母子に対して「15歳の子供にシャネルを着せるなんて!」といった批判の声があるようだ。今回のコレクションには世界中からセレブが招待されており、会場には女優のペネロペ・クルスや人気歌手のヴァネッサ・パラディ、中国人トップモデルのリウ・ウェンといったビッグネームが続々と登場。その場所に世界的には全くの無名であるKoki,を連れて行くとは場違いにも程があるというのである。

 しかし、そんな批判のほうこそ的外れだと、女性誌のファッションライターが指摘する。

「そもそもKoki,はシャネル側から招待されて、今回のコレクションに参加。バックステージではシャネルのクリエイティブディレクターで、世界的なファッションデザイナーであるカール・ラガーフェルド氏とも挨拶を交わしています。そのラガーフェルド氏は昨年、15歳の若いモデルがシャネルのショーに出演した時、各方面から寄せられた批判に対して真っ向から反論。シャネルのトップが若い才能を認めているのですから、Koki,のパリ渡航を批判するのは筋違いというものでしょう」

 昨年3月にパリで開催されたシャネルのショーでは、アメリカ人モデルのカーラ・テイラー(当時15歳)がランウェイをウォーク。業界関係者からは「15歳のモデルをこっそりと登場させた」との批判が寄せられた。その声にラガーフェルド氏は「(大物モデルの)ケイト・モスやナオミ・キャンベルは12~14歳でキャリアをスタートさせた」と反論。テイラー自身もこのシャネル出演を機に、ディオールのショーにも出演を果たすなどスターモデルへの階段を上っている最中だ。

「若者の活躍に文句をつけるのは、長幼の序に厳しい日本人らしい反応でしょう。欧米では社交界デビューが16歳前後ですし、ファッションショーでは年齢制限の下限が14~16歳に設定されています。それゆえ15歳のKoki,やカーラ・テイラーがシャネルのモデルを務めることに何ら問題はないのです」(前出・ファッションライター)

 なかには「著名人の娘なので優遇されているだけ」との指摘もあるKoki,。しかし欧米では日本以上に「誰の子供なのか」が重視される場面も少なくないという。どうやらKoki,の芸能生活はロケットスタートを決めているようだ。

(白根麻子)

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