機動戦士ガンダムが「ハリウッドで実写化」にファンから悲鳴が上がる

まいじつ

Sunrise over the Earth - Europe. Elements of this image furnished by NASA. 3d illustration
Sunrise over the Earth - Europe. Elements of this image furnished by NASA. 3d illustration

人気アニメ『機動戦士ガンダム』が実写映画化されることになった。現地時間7月5日、アメリカのロサンゼルスで行われた『アニメ・エキスポ2018』にて、ガンダムの制作会社サンライズと『GODZILLA ゴジラ』、『パシフィック・リム』などで知られる大手スタジオのレジェンダリーが発表した。ガンダムが実写で長編映画化されるのは初めてだ。

「残念ながら、ファンの間では『実写化はやめてほしい』という意見が続出しています。『ドラゴンボール』の例を出すまでもなく、アニメの実写化は原作とはかけ離れたイメージの仕上がりになることがしばしばあります。もしも実写化するのであれば、登場するモビルスーツのデザインだけでなく、登場人物の性格設定や人物の因果関係、政治的なパワーバランスまで寸分違えない再現をしないとファンからひんしゅくを買いそうです」(アニメ雑誌ライター)

契約内容と予算も心配?

機動戦士ガンダムは、40年近くもファンたちが支持し語り続けてきたアニメだ。

「ガンダムは、当時は“子供だまし”だったロボットアニメの世界に本格的な戦争映画やSFの世界を表現して、マニアや映画評論家から絶賛されながらも視聴率不振で打ち切られたという伝説の作品です。その後、40年近くの間に膨大な続編や関連作品が作り続けられ、今年ついにスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』に初代ガンダムが登場し、メカゴジラと死闘を繰り広げて話題になりました」(同・ライター)

レディ・プレイヤー1では、ガンダムはゲーム内のアイテムとしての登場だったのでファンも文句を言わなかったが、本家のガンダム世界を実写化となるとファンの評価の目は一気に厳しくなりそうだ。

「さらに心配なのは、スタジオ・レジェンダリーの作品は、当初の予定よりも制作費が膨れ上がることで知られています。そのあたりをうまく契約で詰めないと、日本のサンライズはスタジオ・レジェンダリーに“金づる”にされる危険があります」(同・ライター)

SNSではこのことが拡散され、大きな反響を呼んでいる。

《ガンダムの実写化って誰が主役のアムロやるんだよ!せめて俳優は日本人にしてくれよな》
《登場するキャラクターたちが原作とは乖離してしまうような気がする》
《ガンダムの俊敏な動きをどう再現できるか。CGに期待したいが無理だろうな》

ファンたちの心配をよそに“世紀の実写化”は進んでいく。

【画像】

cherezoff / PIXTA(ピクスタ)

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